こんにちは、はにむらです。
我が家の3月生まれの娘は、0歳の頃からベネッセの「こどもちゃれんじ」を受講しています。
先月「こどもちゃれんじぷち」の全ての教材を受講し終えたので、今回はその感想・レビューをお伝えします。
- こどもちゃれんじぷちってどんな教材?
- 受講した人の口コミが知りたい。
- 効果やおすすめポイントは?
- 早生まれの子どもにも付いていける?
と気になっている方の参考になれば幸いです。
こどもちゃれんじぷちとは?
「こどもちゃれんじぷち」とは、ベネッセコーポレーションが販売する幼児教育教材「こどもちゃれんじ」の、1〜2歳向け講座です。当年度中に満2歳になる学年の子どもが受講の対象となります。
※0~1歳向け講座「こどもちゃれんじbaby」については以下の記事をご覧ください。
配送について
教材は、4月号から3月号までの全12号。別売り教材に「1歳のおたんじょうび特別号」「クリスマス特別号(クリスマスセット)」があります。
4月号から3月号の教材は、毎月1日前後に、当月分がまとめて自宅へ郵送されます。
ちなみに、「4月号」「1歳のおたんじょうび特別号」「クリスマスセット」は段ボール製の箱、その他の号はビニール製の袋で届きました。
受講費について
入会金は不要。支払い方法は「毎月払い」「12カ月分一括払い」のどちらかを選択することができます。
毎月払い | 月々 2,780円 |
12カ月分一括払い | 月あたり 2,280円 |
※いずれも2022年4月時点,送料・消費税10%込
キャンペーン時を除き、基本的に1号のみの受講はできませんが、2号以上受講後は途中解約も可能です。解約金も必要ありません。
一括払いの方が断然お得なので、よほどの理由がない限り一括払いを選択するのがおすすめです。
こどもちゃれんじぷちの特徴
教材の種類
「こどもちゃれんじぷち」の教材は、毎号以下の4点がセットとなっていました。
- エデュトイ(知育玩具)
- DVD
- 絵本
- こどもちゃれんじぷち通信(保護者向け情報誌)
※上記内容に「特別絵本」が追加される月もあります。
①エデュトイ(知育玩具)
「エデュトイ」とは、「エデュケーション(教育)」と「トイ(玩具)」を合わせた、こどもちゃれんじオリジナルの名称です。
電子玩具やプラスチック製玩具、お風呂で遊べる玩具などバリエーション豊富。
追加パーツで機能が拡張される玩具が多く、他の号と組み合わせて使えるのが特徴です。
②DVD
基本的にはディスク一枚に付き2カ月分の内容が収録されており、奇数月に届きます。
収録時間は毎号約20分。8〜10前後の複数コーナーで構成されています。
また、日本語⇔英語音声切替機能付きで、同じ映像を日本語と英語の両方で視聴することができます。
③絵本
「こどもちゃれんじbaby」の絵本は分厚いボードブックタイプでしたが、「こどもちゃれんじぷち」の絵本はやや厚めのペーパーバックタイプ。
毎号4〜6前後の複数コーナーで構成されたマガジン形式で、仕掛けをめくったりシールを貼ったり、アクティビティが中心の内容です。
シールは剥がしやすい仕様で、何度も繰り返し貼って遊ぶことができます。
④こどもちゃれんじぷち通信(保護者向け情報誌)
当月教材の遊び方や声掛け例のほか、子育てに関する豆知識やアドバイス、取り分けレシピなどが紹介されています。
更に、知育玩具・DVD・絵本の内容が連動しているのが特徴。同じテーマについて様々な角度から繰り返し取り組むことで、学びをより深めることができます。
教材テーマ
「こどもちゃれんじぷち」のテーマは以下の6つ。年間カリキュラムを通して、1~2歳で必要な力が身に付くよう設計されています。
- ことば・英語
- 生活習慣
- 知育
- 人と関わる力
- 運動・リズム
- 好奇心
①ことば・英語
豊富な語彙を身に付け、英語にも親しむことができます。
動物・食べ物・乗り物の名前/顔・体の部位 など
②生活習慣
楽しい歌や絵本の仕掛けを通して、遊びのように生活習慣を身に付けられます。
歯磨き/自分で食べる/トイレ/帽子をかぶる/睡眠/手洗い/片付け/着替え など
③知育
手指を使った遊びを通して、色や形の概念を学ぶことができます。
色の違い(赤青黄、緑黒白)/大小/長短/形の違い(○△□)/一人に一つずつ など
④人と関わる力
歌やごっこ遊びを通して、相手に優しくする気持ちを育むことができます。
手をつなぐ/ありがとう/ごめんなさい/順番/はんぶんこ/痛いの痛いの飛んでいけ/貸して・どうぞ など
⑤運動・リズム
ダンスやリトミックを通して、できる動きを増やすことができます。
腕を使った動き/全身を使ったダンス/親子リトミック など
⑥好奇心
季節に合った歌や映像にふれ、興味を広げることができます。
季節の童謡/季節の生き物・植物/日本の行事 など
Webサービス・アプリ
■しまじろうクラブ
親子で楽しめるゲームや動画、子育て情報などが満載のサービスです。こどもちゃれんじ会員番号でログインすると、当月の教材動画(DVDの本編映像と同じ内容)やアプリ限定映像など、会員限定コンテンツを追加受講費無料で楽しむことができます。
■こどもちゃれんじTV
しまじろうの動画や、国内外の厳選された教育番組を年間約400本配信しているサービスです。通常月額660円(※2022年4月時点,消費税10%込)のところ、こどもちゃれんじ会員なら追加受講費無料で視聴することができます。
こどもちゃれんじぷち教材の感想・レビュー
各号の教材レビュー
各号の詳しい教材内容と感想・レビューは、以下の記事をご覧ください。
有料オプション教材「こどもちゃれんじプラス」については、以下の記事で紹介しています。
続いて、個人的に特に良いと感じた教材(月別)をランキング形式で紹介します。
特に良かった教材ランキング
第5位:『6月号~トイレに行ってみよう!~』
第5位は「6月号」。電子玩具と絵本が一体となった特別絵本「おしゃべりトイレちゃん」がとても良かったです。娘のおむつ外れはまだ先ですが、トイレという場所には喜んで行ってくれます。これは間違いなく「トイレちゃん」の効果だと思っています。
第4位:『10月号~いろりんと色で遊ぼう!~』
第4位は「10月号」。色のキャラクター「いろりん」(あかりん・あおりん・きいろりん)が子ども心を掴んだようで、ごっこ遊びに夢中になっていました。食欲の秋ということもあり、DVDや絵本には美味しそうなご飯がたくさん登場します。特に絵本は娘の一番のお気に入りです。
第3位:『4月号~ことばをあつめよう(動物)~』
第3位は「4月号」。初号ということもあり、とても豪華な内容でした。2021年度から新しく登場した「おしゃべりことばトランク」は、機能が豊富で満足度が高かったです。
第2位:『12月号~お料理ごっこでやりとりしよう!~』
第2位は「12月号」。おままごとができる「おととひかりのキッチンセット」は、今でも毎日必ず遊んでいます。クリスマスにぴったりのDVDも、娘の一番のお気に入り。「クリスマスみよか!」と頻繁にリクエストされるので、我が家では年中クリスマスです(笑)
第1位:『2月号~形で遊ぼう!~』
第1位は「2月号」。「きらきら知育ブロック」は1歳児にも遊びやすい設計で、娘が色々な作品を作る姿に感動しました。DVDと絵本の中で、ブロックを使った作例が多く紹介されていた点も良かったです。
こどもちゃれんじぷちのおすすめポイント
遊びの中で楽しく学べる
子どもの成長を実感できる
親も楽ができる
遊びの中で楽しく学べる
「こどもちゃれんじぷち」は、日々の遊びを楽しむ中で様々なテーマを学べる教材です。特に「生活習慣」や「人と関わる力」は、覚えやすい歌を通して楽しく身に付けられます。例えば「♪出かけるときは 帽子をぽん」「♪優しくしてもらったら ありがとう」など。言葉で説明するより親しみが持て、より身に付きやすいと感じました。
「子どもに勉強させる」「しつけをする」という感覚ではないので、親としても気負わず済みますし、何より子どもが夢中になって取り組んでくれます。
娘は全てのキャラクターの中で「しまじろう」が圧倒的に好きで、「いろりん」も同じくらい気に入っています。「しまじろうのDVDみよか!」「○がつごうのえほんとってきて!」と自分からリクエストしてくれるので、特にこちらで時間を設けなくても毎日教材に取り組むことができました。
子どもの成長を実感できる
「こどもちゃれんじぷち」の教材を通して、娘の成長を大いに感じることができました。特に語彙の発達は著しく、1歳半健診の時点で数百種類の言葉を言えるように。1歳10カ月頃からは簡単な英語も喋れるようになりました。
身の回りのあらゆる物を「これなーんだ?」「○○はえいごでなんていうの?」と聞いてくるなど、好奇心旺盛な子どもに育ったと思います。道端の花を見て「わー、きれー!」と言うなど、豊かな感性も育っていると感じます。
「はんぶんこ、はいどーぞ!」「だいじょうぶ?いたいのいたいの、とんでけ〜」なども自然としてくれるようになり、子どもの心の成長に毎回感動させられます。
親目線で難しいかな?と感じた教材を一生懸命使いこなしたり、初めはできなかったことが徐々にできるようになった姿を見た時は、喜びもひとしおでした。
親も楽ができる
「こどもちゃれんじ」は全て家の中で完結できるので、教室への送迎や付き添いの必要がありません。仕事をしている方、妊娠中や他の兄弟のお世話で忙しい方にも強い味方だと思います。特に2021~22年は、おうち時間が長かったので非常に助かりました。
また、知育玩具のバリエーションが豊富なので(パズル・おままごと・ブロックなど)、特に他の玩具を買う必要がないのもポイントです。市販の玩具の機能や安全性を調べたり、買いに行ったりする手間を省くことができたのでとても楽でした。
更に、知育玩具の遊び方がDVDの映像で理解できるので、子どもが一人でも進んで取り組んでくれることが多かったです。付きっきりで遊ぶ必要がないので、親としては本当に大助かりでした。「こどもちゃれんじ様様」と何度思ったか分かりません。
こどもちゃれんじぷちの気になる点
部屋が散らかりやすくなる
部屋が散らかりやすくなる
個人的に不満点はないのですが、人によっては気になるだろうな…と思うのは、やはり部屋が散らかりやすくなる点。知育玩具の細かいパーツ、絵本のシールなどは子どもがあちこち持って行くので、どうしても片付けは大変です。(いくつか失くなってしまったものもあります…)
玩具はレンタルで済ませたいという方や、子育て中もスマートな生活を送りたい方にはやはり不向きかなと思います。
ただし、前述の通り追加パーツで機能が拡張するタイプの知育玩具が多いので、無闇やたらに数が増えていくわけではなく、その辺りは配慮がなされていると感じます。
教材の収納場所をしっかり決めておくことや、子どもと一緒に片付けに取り組んで習慣づけることも大切かなと思います。
早生まれの子どもでも楽しめる?
早生まれのお子さんをお持ちの方は、「教材の内容に付いていけるのか?」が気になるポイントだと思います。
しかし、「こどもちゃれんじぷち」はむしろ早生まれの子どもにこそおすすめです。
我が家の娘は3月末生まれですが、「こどもちゃれんじぷち」の教材は早生まれの子どもにも楽しめるよう設計されているので、どの教材も特に問題なく、夢中で取り組んでいました。
とはいえ、初めの数カ月は絵本のシール貼りができなかったり、知育玩具の一部機能を使えなかったりしたのですが、最終的には全て使いこなせるようになりました。
また、「生活習慣」や「人と関わる力」の中には初めこそ難しいものもありましたが、最終的にはほぼ全て身に付けることができました。基本的に半年くらい先取りをしている感覚だったので、常に予習のつもりで気楽に取り組めたのも良かったです。
特に「人と関わる力」の効果はてきめんで、「ありがとう」「ごめんなさい」をしっかり伝えたり、順番を守ったりできる子に成長してくれました。早生まれの子どもはどうしても他の子より早く集団生活に入ることが多いので、「こどもちゃれんじぷち」で色々な力を身に付けておけば非常に安心だと思います。
最後に
「こどもちゃれんじぷち」は、遊びの中で知育や生活習慣、人と関わる力などを楽しく学べる教材です。
子どもの成長を大いに感じることができ、親も楽ができるなど、メリットがたくさんありました。
受講費も続けやすい料金設定で、Webサービスやアプリも充実しているので、コストパフォーマンスは最高だと思います。個人的には「入会しない選択肢はない」と言えるほどおすすめの教材です。
早生まれの子どもも楽しく取り組めるので、是非お子さんの成長を実感してみてくださいね。