こんにちは、はにむらです。
5月とは思えない暑さですね。
我が家の娘は生後6カ月からベネッセの「こどもちゃれんじ」を受講しているのですが、今月は「こどもちゃれんじぽけっと5月号」を受講しました。
この記事では、「こどもちゃれんじぽけっと5月号」の教材内容や、親目線の率直な感想、子どもの反応などをお伝えします。また、有料オプション教材「こどもちゃれんじプラス」の5月号もあわせて紹介しています。
・こどもちゃれんじぽけっとの教材ってどんな内容?
・早生まれの子どもの反応は?
・こどもちゃれんじプラスについても知りたい!
と気になっている方の参考になれば幸いです。
こどもちゃれんじぽけっと5月号の感想・レビュー
こどもちゃれんじぽけっと5月号の教材は、以下の内容でした。
目標:「トイレに座ろう!」
- きいてはっけん!おしゃべりぶっく(5月号)
- しまじろうみみりんといっしょにトイレ♪
- トイレでできたよ!ポスター
- トイレでできたよ!シール①
- DVD(5月号)
- おやこでつたえあいえほん(5月号)
- ぽけっと通信(保護者向け)
- オムツはずれ応援ガイド(保護者向け)
それでは、各教材について詳しく紹介していきます。
きいてはっけん!おしゃべりぶっく(5月号)
親の満足度 :4.5
子どもの反応:4.5
■教材紹介
- 特集~動物・動物園~(1-8P)
- 映像連動~外出時は手をつなぐ~(9-10P)
- 知育~長短比較~(11-14P)
- 英語~The Animal Song~(15-16P)
サイズ:縦25.7cm×横21.6cm×厚さ0.2cm
ページ数:16ページ
※表紙・裏表紙は除く。
ラーニングペンでタッチして音声が聞ける絵本です。
○特集~動物・動物園~
動物をタッチすると、名前や鳴き声、特徴などの音声が流れます。
例:コアラ
「木の上にいるのはコアラです。」
「ユーカリという木の葉っぱしか食べません。」
動物にえさをやる遊びや、動物のお母さん探しなども楽しめます。
例:
「これは草。しまうまが食べるよ。」
「うさぎの赤ちゃんのお母さんはどこかな?」
○映像連動~外出時は手をつなぐ~
ライオンポリスと一緒に街をパトロールする遊びが楽しめます。お父さんやお母さんとしっかり手を繋ぐことができている子を見つけてタッチすると「ピンポーン」と音が鳴り、手を繋いでいない子をタッチすると「お出かけの時は手と手を合体しようね」というライオンポリスの台詞が流れます。
○知育~長短比較~
ピンクりん・みどりんが登場。リクエストに合った乗り物や、洋服を探してあげる遊びが楽しめます。
例:
「長いバスに乗りたいの」
「短い靴下はどこかな?」
○英語~The Animal Song~
英語の歌「The Animal Song」や、動物たちの鳴き声を聞くことができます。
■感想・レビュー
今月号は動物園の動物がメインテーマ。動物の名前だけでなく、鳴き声を聞くことができるのがとても新鮮でした。しまうまやコアラの鳴き声は私も知らなかったので興味深かったです。娘も気に入ったようで、何度もタッチして延々と聞いています。
知育コーナーでは大好きないろりんが登場するので、いつも楽しく取り組んでくれます。繰り返し取り組む中で「長い・短い」の概念が自然と身に付いたようで、クイズの正答率はほぼ100%。正解するといろりんが「ありがとう」と言ってくれるのでとても嬉しそうです。
しまじろうみみりんといっしょにトイレ♪
親の満足度 :3.5
子どもの反応:4.5
■教材紹介
しまじろう・みみりんが話す音声や、トイレの歌が聞ける玩具(本体と設置プレートのセット)です。
設置プレートは底面と本体裏面上に取り付け可能。底面に取り付けると棚などに立てて置くことができ、本体裏面上に取り付けるとS字フックなどでタオルハンガーなどにかけることができます。モード切り替えフラップをめくると、しまじろうとみみりんのイラストを入れ替えることができ、「一緒にトイレ、頑張ろう!」といったキャラクターの音声が流れます。
本体正面にある黄色のボタンは「歌ボタン」、青色のボタンは「ほめボタン」です。
- 歌ボタン…「トイレッシャの歌」が流れる。
- ほめボタン…水が流れる音の後に、「やったね!」などキャラクターの褒め言葉が流れる。5回に1回、「てんと3兄弟」の音声がランダムで流れる。
しまじろう・みみりんと一緒に楽しくトイレに取り組める知育玩具です。
単4形マンガン乾電池×2本付属
■感想・レビュー
作りはとてもシンプルですが、子どもの「トイレに行きたい!」という意欲を育むよう工夫されていると思います。
娘は元々、こどもちゃれんじぷちに登場する「トイレちゃん」の影響でトイレに興味を持ってはいたのですが、この玩具が届いてからはトイレが更に楽しい場所になったようで、一日に何度も「トイレにいこか!」と自分から言うようになりました。
まだ一度も成功してはいないものの、長い時間補助便座に座って「トイレッシャの歌」を聞いたり、一緒に歌ったりしています。
毎回「つぎはみみりん!」「つぎはしまじろう!」とフラップの切り替えを要求されるので少し大変ですが、それだけ興味を持ってくれているのは嬉しいです。
ただ、保護者向け冊子には「操作はおうちの方が行ってください」と書かれているのですが、大好きなしまじろうやみみりんのイラストに興味がありすぎて何度も手を伸ばすので、子どもに触らせないようにするのは苦労します。
また、設置プレートの取り外しが簡単な点は長所でもあり短所でもあると感じます。特に設置プレートを底面に設置すると、少し持ち上げただけでも高確率で外れてしまいます。一度プレートを便器の中に落としてしまったこともありました(本体でなくて良かったですが…)。本体を動かす際は注意が必要だと思います。
トイレでできたよ!ポスター
トイレでできたよ!シール①
親の満足度 :4.0
子どもの反応:3.5
■教材紹介
「トイレでできたよ!ポスター」は、B4サイズの紙製。表面は線路が描かれた「列車面」、裏面は動物たちが描かれた「パンツ面」です。5月号では「列車面」のみを使用します。「トイレでできたよ!シール①」は、様々な動物が描かれた45枚のシール。トイレが成功したら、好きなシールを1枚台紙から剥がして「トイレでできたよ!ポスター」の列車面に貼り、列車の絵をつなげていくことができます。
「トイレでできたよ!ポスター」の「パンツ面」は、次号の6月号で使用します。
■感想・レビュー
カラフルで可愛いイラストと、子どもが大好きなシールの組み合わせで、「トイレ頑張るぞ!」という意欲を育んでくれる教材だと思います。列車面にはしまじろうやみみりん、てんと3兄弟も小さく描かれているので、探して遊ぶのも楽しいかもしれません。
まだトイレを成功できていないので、使用するのはまだ先と思って棚に隠していたのですが、娘に見つかってしまい、台紙からシールを何枚か剥がされてしまいました(笑) 娘は「シールはりたい!」と興味津々なので、早く使える日が来ると良いなと思います。
DVD(5月号)
親の満足度 :4.5
子どもの反応:4.0
■教材紹介
- ことばとであう/どうぶつえんにいこう
- ぜんしんでダンス/ふりふりぽこぽこぴたっ
- じぶんでできたよ/てとてをつなごうやくそくポリス!
- みつけようしぜん/はるのくさばな
- おしえて!ぽっぽん/すきなどうぶつ
- かんがえるちから/ながいみじかい
- かんじようしぜん/5がつ
- じぶんでできたよ/おきたらたべたらトイレにいこう
- エデュトイであそぼ/しまじろうみみりんといっしょにトイレ♪
- じぶんでできたよ/ボタンのトンネルぎゅっぎゅっばあ!
- こどもちゃれんじテーマソング/せかいはパラダイス
- 英語「Animals / The Animal Song」「What Does a Duck Do?」
- おたのしみ「英語コンサート」「Worldwide Kids English」
- エデュトイであそぼ!「いっしょにトイレ♪」「これからのおしらせ」
本編約25分
字幕対応
■感想・レビュー
今月号は「じぶんでできたよ」コーナーの「てとてをつなごうやくそくポリス!」が特に良かったです。「外出時は手を繋ぐ」というテーマは「こどもちゃれんじぷち9月号」でも取り扱われていて、娘も身に付いてはいたのですが、最近は興味が更に広がって、また一人で歩きたがることも増えていました。そんな中この映像を見たところ、外出時は自分から必ず手を繋いでくれるようになりました。「やくそく~ポリス!」と言いながら拳と拳を合わせるポーズも気に入っているので、日常生活の色々な場面で使っています。
また、先月号に引き続き「みつけようしぜん」コーナーも非常に良いなと感じました。5月号では、桜の木に葉っぱが生い茂る様子や、ヤゴやおたまじゃくしといった都会ではなかなか見られない生き物の映像を見ることができます。時間自体はとても短いのですが、子どもが自然への興味・関心を持つ良いきっかけになるのではないかと思います。
娘はまだ「こどもちゃれんじぷち」のDVDの方をより好んで見たがるので、月齢的には「ぷち」の方が合っているのかな?とも思うのですが、「ぽけっと」の内容が難しいというわけではなさそうです。自分からはあまり見たがらないのですが、再生すると楽しそうに見入っています。
おやこでつたえあいえほん(5月号)
親の満足度 :4.0
子どもの反応:4.5
■教材紹介
- おはなしだいすき~カーヤのはるたんけん~(1-12P)
- じぶんでできたよ~てとてをつなごうやくそくポリス!~(13-22P)
- おもいやるきもち~はなちゃんといっしょだよ~(23-34P)
サイズ:縦25.7cm×横21.6cm×厚さ0.3cm
ページ数:34ページ
※めくり仕掛けのページを含む。表紙・裏表紙、お知らせページ等は除く。
○おはなしだいすき~カーヤのはるたんけん~
カヤネズミのカーヤが、春を探して探検するお話です。
○じぶんでできたよ~てとてをつなごうやくそくポリス!~
ライオンポリスが「手と手を合体」を教えてくれるお話。外出する時は手と手をつないで歩くことを学べます。
○おもいやるきもち~はなちゃんといっしょだよ~
しまじろうとはなちゃんのお話。泣いてしまったはなちゃんのために、しまじろうはミルクを作ってとお父さんに伝えます。
■感想・レビュー
「カーヤのはるたんけん」は、タンポポやチューリップ、蝶などの動植物が登場する、カラフルで春にぴったりの素敵なお話です。小さなカーヤの目線で動植物が大きく描かれているので、自分も小さくなったような気持ちで楽しく見ることができました。娘も「たんけんたんけん!」「はるみつけた!」と真似していてとても可愛いです。
「てとてをつなごうやくそくポリス!」は、お出かけする時に手を繋ぐことを学べるお話です。道路を走っていた車が、仕掛けをめくると急ブレーキをかけ、ライオンポリスが「あぶなーい!」と言いながら登場します。娘はこの仕掛けが大好きで、「キキーッ!」と真似して笑いながら何度もめくっています。本当に危ないと理解できているかは微妙なのですが、DVDと絵本で学んだおかげで、外でも「手と手を合体」を完璧にできるようになりました。
こどもちゃれんじプラス5月号の感想・レビュー
「こどもちゃれんじプラス」は、本講座とは別売りの有料オプション教材です。
5月号の教材は、以下の内容でした。
知育プラス:ワークブック「どっちがながい?」
親の満足度 :4.5
子どもの反応:4.5
■教材紹介
サイズ:縦21cm×横20cm×厚さ0.2cm
ページ数:24ページ
※めくり仕掛けのページを含む。表紙・裏表紙・活用ガイドのページは除く。
木のさくらんぼうに手が届かないうさぎくんが、長いものを探しに出かけるお話。2枚のシールの端を揃えて貼って枝の長さを比べたり、仕掛けページを上や横にめくってにんじんや釣り竿の長さを比べたりします。
2つのものを見比べて直感で長短を判断したり、端を揃えて判断したりする経験を通して、思考力や、数量に対する感覚を育むワークブックです。
■感想・レビュー
今月号はシールがほとんどなく、めくり仕掛けのページが中心のシンプルなワークブックです。うさぎくんが「もっと長いものはないかな?」と考えながら、他の動物たちに物をもらったり交換してもらったりして、最終的に一番長いものを見つけて目的を達成するお話。純粋に絵本としても楽しめる内容だと思います。
娘は特に畑のにんじんを引き抜くページが大好きで、仕掛けとストーリーの両方を楽しんでいるようです。「長いのはどっち?」と聞くと、嬉しそうに「こっち!」と指差してくれます。「長短比較」は今月号の本講座(おしゃべりぶっく)の知育コーナーとも同じテーマだったので、より理解が深まったのだと思います。
リズムダンスプラス:DVD「テンポに合わせて踊ろう」
親の満足度 :4.0
子どもの反応:3.5
■教材紹介
- オープニングダンス
- すずめがサンバ
- うたおうラララ①~レガート
- ジェンカ
- うたおうラララ②~レガート
- ポポポポポップコーン
- アンコールダンス
本編約13分
字幕対応
■感想・レビュー
すずめのように手をパタパタさせながら左右にステップを踏む、テンポに合わせて前後にジャンプする、ポップコーンが弾ける様子を体全体で表現する、といった動きが楽しめます。
先月も感じましたが、やはり「こどもちゃれんじぷち」のリズムダンスプラスよりも動きの難易度は上がっていると思います。娘は「手をパタパタする」「腰に手を当ててジャンプする」といった簡単な動きは見よう見まねでチャレンジしていますが、まだまだ一緒に踊るのは難しいなという印象です。若干心配な気持ちはありますが、個人差もあると思うのでゆっくり見守りたいです。
今月の「うたおうラララ」コーナーのテーマは「レガート」。恥ずかしながら私も初めて聞く用語だったのですが、幼児向けだけあってとても分かりやすかったです。ダンスだけでなく、音楽に関する知識も得られる点がとても良いなと感じます。
読み聞かせプラス:絵本「のぼろうぐるぐるやま」
親の満足度 :4.0
子どもの反応:3.5
■教材紹介
サイズ:縦24cm×横20cm×厚さ0.3cm
ページ数:23ページ
※めくり仕掛けのページを含む。表紙・裏表紙は除く。
ぐるぐる山のてっぺんにできたドーナツ屋さんを目指して、色々な動物が色々な乗り物に乗って出発するお話です。
■感想・レビュー
「パオーン。ブッブー」など、動物の鳴き声と乗り物の音が楽しいお話。シンプルな絵柄と色使いで、幼児に馴染みやすい絵本だと思います。
初めて読んだ時、「こどもちゃれんじぷち」読み聞かせプラスの「しゅっぱつします」とよく似ているなと思いました。こちらの絵本は、次に登場する動物を(少しだけ見えるイラストと鳴き声で)予想できるのが特徴なので、遊び方の幅がより広がると感じます。
娘の食い付きは今のところまずまずといった印象ですが、チラッと見える動物のイラストを指差しながら「あれっ、だーれ?」と聞いてきたり、私が「パオーン。誰かな?」と聞くと「ぞうさんだね~!」と嬉しそうに答えてくれたりします。
表現プラス:ワークブック「どんなもよう?」
親の満足度 :4.5
子どもの反応:4.0
■教材紹介
サイズ:縦18.2cm×横25.7cm×厚さ0.2cm
ページ数:16ページ
※表紙・裏表紙・活用ガイドのページは除く。
うさぎさん・さるくん・ぶたくんの3人が、色々な模様の物を見つけるお話。様々な形・柄のシールを貼りながら、服やバス、傘や家などの模様を完成させていきます。ワークブックの最後にある鯉のぼりは、好きな柄の鱗シールを貼り、切り取って家に飾ることもできます。
好きなシールを好きなように貼る遊びを通して、豊かな感性や表現力・巧緻性を育むワークブックです。
■感想・レビュー
今月号のワークブックは、シールの種類・枚数が多くて驚きました(おまけシールを合わせて全部で168枚)。星や水玉、国旗やトランプ柄など、実に様々な形と柄があり、娘も楽しそうに見ていました。
とにかく「表現プラス」のワークブックには正解がないので、子どもの思うように遊ばせてあげられる点がとても良いです。今はまだ無作為で、枠の外に貼ることも多いのですが、「自分で考えながら手を動かす」ことが「表現すること」の第一歩になるのかな、と思いながら見守っています。
ただ、シールをたくさん貼ると剥がすのも大変なので(破れないように慎重に剥がす必要があります)、繰り返し楽しむのは少し難しいかもしれません。