こんにちは、はにむらです。
早くも2022年度が終わりますね。
我が家の娘は生後6カ月からベネッセの「こどもちゃれんじ」を受講しているのですが、今月は「こどもちゃれんじぽけっと3月号」を受講しました。ちなみに、3月号は事前に選んだ通園タイプ(プレ保育・入園前応援タイプ/園生活応援タイプ)によって、絵本の一部と保護者向け情報誌の内容が異なります。我が家はまだ入園前なので、「プレ保育・入園前応援タイプ」を選択しています。
この記事では、「こどもちゃれんじぽけっと3月号」の教材内容や、親目線の率直な感想、子どもの反応などをお伝えします。また、有料オプション教材「こどもちゃれんじプラス」の3月号もあわせて紹介しています。
・こどもちゃれんじぽけっとの教材ってどんな内容?
・早生まれの子どもの反応は?
・こどもちゃれんじプラスについても知りたい!
と気になっている方の参考になれば幸いです。
こどもちゃれんじぽけっと3月号の感想・レビュー
こどもちゃれんじぽけっと3月号の教材は、以下の内容でした。
目標:「歌にのせて自分の気持ちを伝えられた!」
- きいてはっけん!おしゃべりぶっく(3月号)
- うたてがみ
- ちょきちょきブック
- DVD(3月号)
- おやこでつたえあいえほん(3月号)
- ぽけっと通信(保護者向け)
それでは、各教材について詳しく紹介していきます。
きいてはっけん!おしゃべりぶっく(3月号)
親の満足度 :4.0
子どもの反応:4.0
■教材紹介
- 特集~総まとめ・おでかけ~(1-8P)
- 知育~ひらがな/系列/探し絵~(9-16P)
- 英語~Hello~(17P)
サイズ:縦25.7cm×横21.6cm×厚さ0.2cm
ページ数:18ページ
※めくり仕掛けのページを含む。表紙・裏表紙は除く。
おしゃべりしまじろうでタッチして音声が聞ける絵本です。
○特集〜総まとめ・おでかけ~
色々な乗り物の名前や特徴を聞いたり、バスの乗客や公園で遊ぶ人たちの話を聞いたりして遊びます。
例:
「荷物を積んでいる緑色のオートバイ、どーこだ?」(クイズ)
「君が触ってみたい生き物はどれ?タッチして教えてね。」(インタビュー)
○知育~ひらがな/系列/探し絵~
しまじろう・みみりん・とりっぴいが歌う「あいうえおの歌」を聞いてクイズに答えたり、花や生き物を順番にタッチして次に並ぶものを予測したり、ピクニックしている動物たちの絵の中から指定された物を探したりして遊びます。ほっぷ組のメンバーの名前や自己紹介を聞けるページもあります。
例:
「♪頭に“お”が付く“おにぎり”どれだ?」
「蝶、蜂の順番にタッチしてね。」
「サンドイッチを食べているうさぎさん、どーこだ?」(クイズ)
「僕きりんた。空手が得意なんだ。」
○英語~Hello~
英語の歌「Hello」と、挨拶の言葉に触れられます。
■感想・レビュー
今月の表紙のテーマはひな祭り。はてなくんをタッチするとインタビューごっこができ、「ほっぷ組になったら何をしてみたい?」と聞かれます。娘は「ブロックあそびがしたい」と答えていて微笑ましかったです。
今月号の内容はこれまで一年の総まとめで、おさらい的な内容がほとんどでした。娘は1月号で登場した「系列」が当初苦手だったのですが、今回はすらすらと正解していて、短期間での成長を感じました。目新しい課題はあまりなかったものの、「ほっぷ組」の友達が登場するページはとても気に入っていて、来年度の「ほっぷ」も積極的に取り組んでくれるのではないかと期待が高まりました。
「おしゃべりぶっく」は今月号が最後となりますが、毎号親子ともに楽しませてもらい、全体的にとても満足度が高い教材でした。「おしゃべりしまじろう」に関しても、一時電源が入らなくなる不具合はあったものの、何とか一年間使用することができました。入園してからも十分楽しめる内容だと思うので、これからも大事に長く活用したいです。
うたてがみ
親の満足度 :4.0
子どもの反応:5.0
■教材紹介
おしゃべりしまじろうと連動した知育玩具です。
【遊び方】
- 裏面の「♪」マークをタッチ
- 「だいすき/かっこいい/やさしい/たのしい」の中から伝えたい気持ちを選んでタッチ
- 選んだ気持ちをおしゃべりしまじろうに向かって言う
- 歌の完成
(例:「お手紙どうぞ、お届けです “だいすき!” いつもありがとう♬」)
表面の「▶」マークをタッチすると同じ歌が再生されます。音量は三段階で調節可能です。
↑裏面
■感想・レビュー
「うれしい」「だいすき」といった言葉を吹き込むだけで歌ができるので、まだ文字が書けない子どもでも手軽に手紙を作ることができ、相手に思いを伝える楽しさを体験できる知育玩具だと思います。
娘はほぼ毎回「だいすき」を選んで歌を作り、私やパパや弟に「はい、おてがみどうぞ!」と渡してくれます。パパは初めて貰った時、「何この神ツールは!?」と大喜びでした。何度貰っても嬉しい気持ちになり、永久保存したいほど可愛いです。
また、「〇〇ちゃんはママがだいすき!」のように、録音する音声を自分でアレンジしていることもあります。初めは機能がシンプルで物足りない気もしましたが、必ずしも「遊び方」通りに使用する必要はないため、成長してからも長く遊べると思います。
ちょきちょきブック
親の満足度 :5.0
子どもの反応:5.0
■教材紹介
サイズ:縦25.7cm×横20.5cm×厚さ0.2cm
ページ数:13ページ
※表紙・裏表紙は除く。
2・3歳の手指の発達に合わせ、指先を使って遊べる工作教材。表現力や想像力を育んでいく「てゆびでアートシリーズ」の第4弾です(全4回/9月号・11月号・1月号・3月号)。
今月号では、1回切り・自由切りを発展させ、はさみを2回以上動かして幅の広い紙を切る「連続切り」の工作に挑戦します。
- ホットケーキカードを切り、ホットプレートの上でひっくり返してから皿の上に貼る。
- マスクカードを切り、動物たちの口に貼ってあげる。など
■感想・レビュー
11月号・1月号の「ちょっきんぶっく」と同じく、赤い線に沿ってカードをはさみで切り、のりで貼るという作業がメイン。ただし今回は全体的にカードの幅が大きくなっているため、一度はさみを入れ、紙は動かさずはさみを開き、もう一度切るという少々高度な作業が必要となります。娘は初め「きれないよー!」と戸惑っていましたが、連続切りのコツを教えるとすぐにできるようになりました。
ワークブックの内容は、一人に一つずつ配る「一対一対応」や、自分の好きなようにアイスクリームを積み重ねたり、好きなパーツを貼ってロボットを完成させるといった課題のほか、一部が欠けた乗り物のイラストに合うカードを選んでパズルのように貼るといった課題もあり、想像力や思考力も養われると思います。どの課題もイラストがカラフルで可愛く、難易度・ボリュームともにちょうど良かったです。巻末にはお内裏様とお雛様を作る工作もあり、ひな祭りにぴったりな可愛いひな飾りを作ることができて大変満足でした。
今回をもって、全4回の「てゆびでアートシリーズ」全てを終えたわけですが、回を追うごとにはさみやのりの使い方が目に見えて上達していったと感じます。早生まれなので来月からの入園に不安はありますが、工作など手先を使う遊びには娘も自信を持って取り組めるのではないかと思います。
DVD(3月号)
親の満足度 :4.0
子どもの反応:4.5
■教材紹介
- うたってみよう/あいさつのうた
- かんがえるちから/けいれつ
- ひらがな/みみりんの「み」
- じぶんのきもちあいてのきもち/きもちをつたえよう
- かんじようしぜん/3がつ
- かず/なんのすうじがかくれているかな?
- つくってあそぼう/ちょきちょき
- ルール・マナー/しんごうのやくそく
- からだげんき!/チーターたいそう
- しゅうだんせいかつ/せんせいとあそぶのたのしいな
- あいうえおのうた/ま・や・ら・わ
- ぜんしんでダンス/ほっぷほっぷほっぷ
- こどもちゃれんじテーマソング/せかいはパラダイス
- 英語「Hello!」「Come, Come, Spring」
- おたのしみ「しまじろうコンサート」
- エデュトイであそぼ!「うたてがみ」「〈ほっぷ〉からのおしらせ」
本編約23分
字幕対応
■感想・レビュー
「きもちをつたえよう」は、パペット人形のしまじろうがお父さんやみみりんに手紙を渡すお話。娘はこの映像を見ると必ず「うたてがみ」とおしゃべりしまじろうを持って来て遊び始めます。自分もしまじろうのように気持ちを伝えてみたい、と意欲が湧くのかもしれません。
「しんごうのやくそく」では、警察官のキャラクター「ライオンポリス」が、実写映像を見ながら信号のルールを教えてくれます。ライオンポリスは5月号でも登場した馴染みあるキャラクターなので、娘も強い関心を持っていました。
今月の「あいうえおのうた」は「ま行」〜「わ行」(1月号:「あ行」~「さ行」、2月号:「た行」~「は行」)。この歌はシンプルですが本当に覚えやすく、娘は五十音順をほぼマスターしました。読みもいくつか覚えたようで、正直この年齢でここまでひらがなを会得できたことに驚嘆しています。「こどもちゃれんじほっぷ」4月号の「ひらがなかずパソコン」を娘は心待ちにしていますが、「読みもすぐにマスターできるのでは?」と、親としても期待が高まっています。
おやこでつたえあいえほん(3月号)
親の満足度 :5.0
子どもの反応:4.5
■教材紹介
- おもいやるきもち~せんせいだいすき!~(1-9P)★「プレ保育・入園前応援タイプ」限定
- ルール・マナー~しんごうよくみてやくそくポリス!~(10-21P)
- おはなしだいすき~3びきのこぶた~(22-32P)
サイズ:縦25.7cm×横21.6cm×厚さ0.3cm
ページ数:32ページ
※表紙・裏表紙、お知らせページ等は除く。
○おもいやるきもち~せんせいだいすき!~
しまじろうが「ちゃれんじえん」で担任の「いぬこ先生」と出会い、一緒に遊ぶお話です。
○ルール・マナー~しんごうよくみてやくそくポリス!~
道路の向こうにみみりんを見つけて走り出したしまじろう。ライオンポリスが現れ、信号のルールを教えてくれるお話です。信号に関するルールを確認できる2択クイズもあります。
○おはなしだいすき~3びきのこぶた~
童話「3びきのこぶた」です。
■感想・レビュー
「プレ保育・入園前応援タイプ」限定のお話「せんせいだいすき!」では、初めて幼稚園に行ったしまじろうの不安な気持ちが描かれていて、これから入園を控える子どもが共感しやすい内容になっていると感じました。しまじろうやいぬこ先生といった親しみやすいキャラクターを通して、「先生は優しい人」「幼稚園は楽しい場所」ということを繰り返し伝えられ、少しでも入園に対しての不安を軽減できるのではないかと思います。
「しんごうよくみてやくそくポリス!」では、「赤信号は渡ってはいけない」「青信号に変わったら左右を確認してから渡る」という交通ルールを、クイズやめくり仕掛けを通して学ぶことができます。我が家では4月から徒歩で幼稚園に通うことになるため、前もって楽しく交通ルールを学ぶことができ、非常に助かりました。
「3びきのこぶた」は有名な童話ですが、絵本によっては上2匹の仔豚が食べられてしまうバージョンや、ラストでオオカミを煮て食べてしまうバージョンなどもあるようです。この絵本ではそういった残酷な描写は一切なく、現代に合わせたシンプルで読みやすい内容となっていました。
こどもちゃれんじプラス3月号の感想・レビュー
「こどもちゃれんじプラス」は、本講座とは別売りの有料オプション教材です。
3月号の教材は、以下の内容でした。
知育プラス:ワークブック「もじさがし」
親の満足度 :3.5
子どもの反応:3.5
■教材紹介
サイズ:縦21cm×横20cm×厚さ0.2cm
ページ数:22ページ
※めくり仕掛けのページを含む。表紙・裏表紙・活用ガイドのページは除く。
ペンギン三兄弟が「文字の国」を探検するお話。様々なひらがなが書かれた旗の中から、指定された文字と同じものを探し、ページや仕掛けをめくると、その文字から始まる生き物や果物が現れます。
字形の違いに注目しながら文字を探す遊びを通して、文字に触れ、文字そのものに興味を持つことを目的としたワークブックです。
■感想・レビュー
絵探しと同じような感覚で文字探しができ、その文字から始まる言葉と結びつけることができるので、ひらがな学習の導入としては最適なワークブックのように思います。ただ、これまでの号と比べるとボリューム・難易度ともに少し物足りない気はしました。
巻末コーナー「やってみよう」では、シールをひらがなごとに仲間分けする遊びができます(例:「し」と書かれたクレヨンをしまじろうのクレヨン箱に貼る)。娘はこちらの課題には何度も取り組んでおり、手を動かしながら取り組める課題の方により関心があるように思いました。
リズムダンスプラス:DVD「歌って踊ろうまとめ」
親の満足度 :5.0
子どもの反応:5.0
■教材紹介
- オープニングダンス
- ぼくのミックスジュース
- うたおうラララ①~ドレミファソラシドをうたおう
- てのひらをたいように
- うたおうラララ②~ドレミファソラシドをうたおう
- おべんとう
- アンコールダンス
本編約13分
字幕対応
■感想・レビュー
今月は12〜2月号のまとめで、一曲を歌いながら踊ることに挑戦します。ステップを踏みながら踊ったり、横の空間を使いながら踊ったりと、これまでしてきた動きを組み合わせた振り付けが多く、総まとめに相応しい内容でした。
娘は特に「ぼくのミックスジュース」とオリジナル曲の「おべんとう」がお気に入りで、他の号と比べてもリクエストされる回数が多いです。
振りに関しては、感覚で言うと40%くらいは踊れています。私個人としては十分だと思いますし、初期の頃と比べるとできる動きがかなり増え、人の真似をして踊ることが好きになりました。幼稚園ではみんなでダンスをすることもたくさんあると思いますが、心配ないレベルまで成長できたと感じます。
「こどもちゃれんじほっぷ」以降は「リズムダンスプラス」はなくなるので、今月号の教材が最後です。少し寂しいですが、DVDとして残っているので(ぷちも含めて)何度も見たいと思います。受講当初は全く踊れずどうなることかと心配しましたが、受講して本当に良かったです。
読み聞かせプラス:絵本「かぶとだいこん」
親の満足度 :5.0
子どもの反応:4.5
■教材紹介
サイズ:縦24cm×横20cm×厚さ0.3cm
ページ数:24ページ
※表紙・裏表紙は除く。
昔々、かぶと大根は同じ野菜で、みんなから「しろいねっこ」と呼ばれていた。ある日、食べ頃になった「しろいねっこ」を、イノシシのごんべえさんが引っこ抜きにやってきて――。
似て非なる野菜「かぶ」と「大根」。それぞれが今の形になった理由と名前の由来を、昔話風に描いたお話です。
■感想・レビュー
初めて読んだ時に「これは昔からある童話なのかな?」と思ったほど、ユニークで良く出来た絵本だと感じました。「しろいねっこ」たちが引っこ抜かれまいと、肘を突っ張ったり足を踏ん張ったりする様子や、それが今のかぶと大根の形状や名前につながった、という発想もとても面白かったです。(もちろんこれは作り話で、かぶの本当の由来は(諸説ありますが)「“かぶり”=頭」、大根は「大きな根っこ」という意味だそうです。)
娘はかぶと大根が抜けるページの、何とも言えない愛らしいイラストが大好きで、毎回とても楽しそうに聞いてくれます。文体も読みやすいので、何度でも読み聞かせしたくなる素晴らしい絵本です。
表現プラス:ワークブック「こうさくめいじん」
親の満足度 :5.0
子どもの反応:5.0
■教材紹介
サイズ:縦18.2cm×横25.7cm×厚さ0.2cm
ページ数:18ページ
※表紙・裏表紙・活用ガイドのページ・工作シートは除く。
くまの親子が春の公園にお出かけするお話。持ち物カードを切ってリュックに貼ったり、噴水の水やシャボン玉をクレヨンで描いたり、チョコカードをちぎってソフトクリームに貼ったり、チューリップや蝶に好きな色を塗ったりして遊びます。巻末の工作は「フラワーメダル作り」。メダルカードにクレヨンで好きな色を塗り、リボンカードを切り貼りして穴に紐を通し、首から下げるメダルを作ることができます。
「切る」「ちぎる」「貼る」「描く」といった表現遊びに総合的に取り組めるワークブックです。
■感想・レビュー
今月は「工作名人」のタイトルに相応しく、これまで練習してきた様々な手指の動きを全て使う、一年間の総まとめのような内容です。4月の頃ははさみものりもクレヨンも上手く使えなかった娘が、毎月のワークブックを通して徐々に手先が器用になり、今では一人で立派な作品が作れるようになったことを実感しました。特に「描く」動作の成長が著しく、様々な色のクレヨンを使って綺麗な丸のシャボン玉を描いたり、チューリップをカラフルに塗り分けたりしていて、そのクオリティの高さに驚かされました。
巻末工作の「フラワーメダル」には、「おうちアートがんばったね!」の文字と、保護者から子どもに向けてのメッセージを書く欄があります。親子二人で作り、首からかけてあげるととても嬉しそうな顔をしてくれました。これまで作ってきた作品を振り返り、一年間の子どもの成長を思うと感慨深かったです。