こんにちは、はにむらです。
猛暑日が続きますね。熱中症には十分気を付けて過ごしたいものです。
我が家の娘は生後6カ月からベネッセの「こどもちゃれんじ」を受講しているのですが、今月は「こどもちゃれんじぽけっと8月号」を受講しました。
この記事では、「こどもちゃれんじぽけっと8月号」の教材内容や、親目線の率直な感想、子どもの反応などをお伝えします。また、有料オプション教材「こどもちゃれんじプラス」の8月号もあわせて紹介しています。
・こどもちゃれんじぽけっとの教材ってどんな内容?
・早生まれの子どもの反応は?
・こどもちゃれんじプラスについても知りたい!
と気になっている方の参考になれば幸いです。
こどもちゃれんじぽけっと8月号の感想・レビュー
こどもちゃれんじぽけっと8月号の教材は、以下の内容でした。
目標:「クイズ遊びや手指を使っていっぱい考えた!」
それでは、各教材について詳しく紹介していきます。
パワーアップキーおしゃべりみみりん
親の満足度 :4.0
子どもの反応:4.5
■教材紹介
4月号で届いた「ラーニングペン おしゃべりしまじろう」の追加パーツです。9月号以降に届く「おしゃべりぶっく」と、4月号で届いた「きいてはっけん!おしゃべりまなびずかん」で、新たにクイズ遊びが楽しめるようになります。
■感想・レビュー
取り付け方法は、本体に付いているボタンを押しながらパーツをスライドさせてセットするだけ。ドライバー等の工具要らずなのでとても簡単です。
取り付けが成功すると一度だけみみりんの台詞が流れるのですが、その後は電源を付けてもこれまでと変わらず、しまじろうの台詞(&自分で録音した音声)のみが流れます。娘はみみりんの声が聞きたいようで、電源を入れる度に「あれっ、みみりんのこえがしない!!」と悲しむので少し困っています…。クイズ遊びの機能自体は満足しています。
きいてはっけん!おしゃべりぶっく(8月号)
親の満足度 :4.0
子どもの反応:4.0
■教材紹介
- 特集~キャンプ・夏の生き物~(1-8P)
- 映像連動~手洗い~(9-10P)
- 知育~多少判断~(11-14P)
- 英語~The Wheels on the Bus~(15-16P)
サイズ:縦25.7cm×横21.6cm×厚さ0.2cm
ページ数:16ページ
※表紙・裏表紙は除く。
ラーニングペンでタッチして音声が聞ける絵本です。今月号から、クイズコーナーやスペシャル遊びが追加されます。
○特集~キャンプ・夏の生き物~
色々な夏の生き物をタッチして、名前や鳴き声を聞くことができます。
例:
「亀だよ。背中に硬い甲羅があるよ。」
「ツノが立派な虫だよ。どーこだ?」(クイズ)
○映像連動~手洗い~
しまじろうの手に付いたバイキンを全てタッチして、一緒に手を洗う遊びが楽しめます。
○知育~多少判断~
しろりん・くろりんが登場。2つの同じ商品を比較して、多い方・少ない方を選ぶ遊びが楽しめます。
例:
「少ない方のニンジンはどこだ?」
「多い方を全部タッチしてね。」(クイズ)
○英語~The Wheels on the Bus~
英語の歌「The Wheels on the Bus」や、乗り物の音を聞くことができます。
■感想・レビュー
今月号は夏の生き物がメインテーマ。セミやクワガタといった昆虫から、イワナやフナといった魚まで、色々な種類の生き物の名前を学ぶことができます。虫にはそれほど興味のない娘ですが、とりあえず一通り聞いてみよう…という感じでタッチして、結局ほとんどの生き物の名前を覚えました。シルエット当てクイズが楽しいようで、何度も取り組んでいます。今のところ実物を見る機会は皆無に等しいのですが、こうして遊びの中で知識を増やせるのは有難いです。
しろりん・くろりんが出題する「多少判断」の問題も、ほぼ間違わずできるようになりました。ただし、クイズコーナーの問題(多い/少ない方を“全て”選ぶ問題)はまだ難しかったようです。
ねじって!のりものブロック
親の満足度 :4.5
子どもの反応:5.0
■教材紹介
【付属品】
- ボディ大×1点(青)
- ボディ小×3点(青・赤・黄)
- かご×1点
- タイヤ×6点
- ネジ×6点
- アーム×2点
- ホース×1点
遊びながら手指を使って考える体験に取り組むことを目的とした知育玩具です。ブロックを合体させたり、ネジを回してタイヤを付けたりして、色々な乗り物が作れます。
↑はしご車
↑クレーン車
↑はなちゃんのベビーカー
■感想・レビュー
パーツの種類が多く、作例ブックを見ると思ったよりも多くの物が作れることに驚きました。タイヤを取り付ける際は向きに気を付ける必要がありますが、ネジは手で数回回すだけで簡単に取り付けられます。(かごとアームの取り付けは少々難易度が高い印象です。)
「乗り物ブロック」と聞くとどうしても男の子向けのイメージがあり、「娘はあまり興味を示さないかな?」と勝手に思っていたのですが、届いた日から大喜びで、夢中になって遊んでいました。飛行機や椅子といった簡単な物は一人で作ることができ、タイヤも1~2個であれば自分でも何とか取り付けられるようになりました。ただ、基本的には「ママ、クレーンしゃつくって!」といった具合に、こちらに作成をお願いしてきます。特にベビーカーのリクエストが多く、はなちゃんを乗せて「おさんぽしましょうね~、すーいすーい」などと言いながら楽しそうに動かしています。
もう少し成長すればもっと色々な物が作れるようになると思うのですが、毎日遊ぶ中で手指が少しずつ器用になっている気がします。自分では絶対に買わない玩具だと思うので、こどもちゃれんじをしていて良かったと改めて感じました。
ねじって!のりものブロックさくれいブック
親の満足度 :3.5
子どもの反応:3.5
■教材紹介
「ねじって!のりものブロック」を使った作例が紹介された、全14ページの小冊子です。絵本の最後に綴じ込みされています。
「おしゃべりしまじろう」でタッチすると、乗り物の名前や音が聞ける図鑑ページもあります。
■感想・レビュー
全部で27の作例が写真で紹介されています。乗り物の他にも、すべり台や掃除機といった身の回りの物の作例もあって面白かったです。
やや難しい作品については詳しい作り方が解説されているので、大人にとって難易度は高くないです。簡単な作品であれば、2~3歳児でも写真を見て自分で作れると思います。
図鑑ページは、乗り物の解説等の音声も聞くことができれば尚良かったです。また、絵本から切り離す際、のりが強力で表紙が剥がれてしまったのは残念でした…。
DVD(8月号)
親の満足度 :4.0
子どもの反応:4.0
■教材紹介
- ことばとであう/キャンプにいこう!
- ぜんしんでダンス/みみりんのフラダンス
- ことばとであう/はたらくのりもの①
- みつけようしぜん/なつのいきものみつけよう!
- おしえて!ぽっぽん/すきなはな
- かんがえるちから/おおいすくない①
- かんじようしぜん/8がつ
- じぶんでできたよ/あわあわてあらいでバイキンをやっつけよう!
- からだげんき!/いっぽんばし
- かんがえるちから/おおいすくない②
- こどもちゃれんじテーマソング/せかいはパラダイス
- 英語「The Wheels on the Bus」「My Words “Vehicles”②」
- おたのしみ「英語コンサート」「しまじろうのわお!『おめでとう』」
- エデュトイであそぼ!「おしゃべりみみりんとおしゃべりぶっく」「ねじって!のりものブロック」「これからのおしらせ」
本編約25分
字幕対応
■感想・レビュー
今月号は、キャンプ、バーベキュー、カブトムシ、セミ、ひまわりなど、夏の風物詩が盛りだくさんの内容です。猛暑でほとんど外出できませんでしたが、映像を通して夏を感じることができました。
「かんがえるちから」コーナーのテーマは「多少判断」。2つの水槽に入った魚や、2つのかごに入った卵のイラストを見比べながら、多い・少ないの判断を学びます。とても分かりやすいので、娘もすぐに理解できました。「どっちが多いかな?」というナレーションの問いに対して、「こっち!」と言いながら得意げに画面を指差していて、久々に会った祖父母が感心していました。
「あわあわてあらいでバイキンをやっつけよう!」は、しまじろうが歌いながら手洗いをして、手に付いたバイキンをやっつけるアニメ映像。指の間を洗うことの大切さも学べます。娘は動画を見てから、手洗いがより好きになりました。外から帰った時やご飯の前、手が汚れてしまった時など、自分から「おててあらいたい!」と率先して言うようになり、かなり助かっています。バイキンをやっつける映像を見たことで、手洗いの意味が子どもなりに理解できたのかもしれません。
おやこでつたえあいえほん(8月号)
親の満足度 :4.5
子どもの反応:4.5
■教材紹介
- おもいやるきもち~だいすきなたいせつなしまじろう~(1-12P)
- おはなしだいすき~なつのたんけんたい~(13-24P)
- じぶんでできたよ~あわあわてあらいでバイキンをやっつけよう!~(25-32P)
サイズ:縦25.7cm×横21.6cm×厚さ0.3cm
ページ数:32ページ
※表紙・裏表紙、お知らせページ等は除く。
○おもいやるきもち~だいすきなたいせつなしまじろう~
つみきでお家を作ったしまじろう。お母さんやお父さんに見てもらいたいのに、2人ともはなちゃんのことばっかり…と悲しくなってしまうお話です。
○おはなしだいすき~なつのたんけんたい~
ちいちゃんとあっくんが、「夏」を探しに探検に出かけるお話です。
○じぶんでできたよ~あわあわてあらいでバイキンをやっつけよう!~
外から帰って来たしまじろうが、お母さんと一緒に手洗いでバイキンを退治するお話です。
■感想・レビュー
しまじろうとはなちゃんのお話は毎号掲載されていますが、大体いつも「優しいお兄ちゃん」の話でした。しかし今月号の「だいすきなたいせつなしまじろう」はリアリティがあり、下の兄弟ができると上の子どもが必ずと言って良いほど経験する「寂しさ」が描かれています。現在下の兄弟がいるお子さんは共感できると思いますし、何よりそんな時に親はどういう声掛けをしてあげられると良いのか?ということを学ぶことができます(とは言っても、なかなか上手くいかないのも現実だと思いますが…)。下の子がいなくても、子どもに「大好き」「大切」と言葉で伝えることの大切さを感じられる、とても良い教材だと思いました。
「なつのたんけんたい」は、大自然の中でセミやひまわりなどの夏の風物詩を見つける兄妹のお話。実際の音や暑さが感じられるような、ダイナミックなイラストがとても印象的でした。実際にこのような体験をさせてあげられる機会がなかなかないのですが、娘も楽しそうに読んでいて、絵本を通して新しい世界に触れられているように感じます。
こどもちゃれんじプラス8月号の感想・レビュー
「こどもちゃれんじプラス」は、本講座とは別売りの有料オプション教材です。
8月号の教材は、以下の内容でした。
知育プラス:ワークブック「うえ・した」
親の満足度 :4.0
子どもの反応:3.5
■教材紹介
サイズ:縦21cm×横20cm×厚さ0.2cm
ページ数:24ページ
※めくり仕掛けのページを含む。表紙・裏表紙・活用ガイドのページは除く。
ねずみの「ちゅうた」が、おばあちゃんから届いた手紙を読みながら虹の貝殻を探しに行くお話。仕掛けをめくりながら棚の「上」の蓋を開けたり、階段を「上」に上ったり、洞窟を「下」に進んだりして、目的の場所を目指します。
上下の概念を学び、空間認知の力を育むワークブックです。
■感想・レビュー
見開きの右側のページが上下に開くめくり仕掛けになっていて、「上」「下」の指示に従って正解の方を開いていくという、シンプルなワークブックです。仕掛け部分は折れたり破れたりしやすいので、扱いには注意が必要だと思います。
「~の上」「~の下」といった言葉は普段からよく使っているためか、娘は初見から正解の方の仕掛けをめくっていました。問題数が少ないのですぐに正解を覚えてしまいましたが、敢えて間違いの方をめくったりもしながらお話を楽しんでいます。
ただ、シール貼りは他の号と比べて少なめなので、少し物足りなさそうな印象でした。問題自体は「いるかの上にいるペンギンに黄色い貝殻シールを貼る」など、難易度はやや高めです。
リズムダンスプラス:DVD「上半身を大きく動かそう」
親の満足度 :4.5
子どもの反応:4.5
■教材紹介
- オープニングダンス
- ひょっこりひょうたんじま
- うたおうラララ①~のばしてうたおう
- おばけなんてないさ
- うたおうラララ②~のばしてうたおう
- フラたいそう
- アンコールダンス
本編約13分
字幕対応
■感想・レビュー
腕をゆらゆら動かしたり、上に伸びたりして、上半身を大きく動かして踊ります。「うたおうラララ」コーナーのテーマは「伸ばして歌おう」。飛行機や電車になりきって、「ビューーーン」のように伸ばして歌います。
最近「リズムダンスプラス」ブームが来ている娘ですが、本講座のDVDよりも気に入っていて、毎日のように「みたい!」と言うようになりました。特に「ひょっこりひょうたんじま」がお気に入り。両手を頭の上で合わせて一生懸命『ニョキッ』と伸びる動きをしているのですが、とても微笑ましくて可愛いです。
映像に出演している子どもたちのように上手く踊れるようになるのはまだまだ先ですが、徐々にダンスらしい動きができるようになってきました。
読み聞かせプラス:絵本「しまじろうとばけるのなつ」
親の満足度 :4.0
子どもの反応:4.0
■教材紹介
サイズ:縦24cm×横20cm×厚さ0.3cm
ページ数:24ページ
※めくり仕掛けのページを含む。表紙・裏表紙は除く。
立体造形を撮影した写真絵本です。一人前のおばけになるために街へ出かけた、おばけの子どもの「ばける」。しまじろうと出会って一緒に遊びながら、色々な物に化ける練習をします。
■感想・レビュー
ひまわり、プール、お祭りなど、夏の風物詩がたくさん登場する、夏にぴったりの楽しい絵本です。おばけに対して怖い印象を持つお子さんもいると思いますが、この「ばける」は見た目も可愛くて親しみやすいと思います。「ばける」が何に化けたか考えながら読めるので、思考力や想像力も刺激されるのではないでしょうか。
しまじろうの見た目が旧式寄りなのですが、「読み聞かせプラス」の絵本でしまじろうは初登場だったので、娘は喜んでいました。「化ける」という言葉に初めて触れましたが、意味を何となく理解できた様子。「ばけるは何に化けたかな?」と聞くと、「うーん、プール!」「すべりだいー!」と、得意げに指差しながら教えてくれます。ばけるがしまじろうに化けるページでは、「えー!?しまじろうがふたりー!?」と大げさに喜んでくれるので面白いです。
表現プラス:ワークブック「ぬりぬりおまつり」
親の満足度 :4.0
子どもの反応:3.5
■教材紹介
サイズ:縦18.2cm×横25.7cm×厚さ0.2cm
ページ数:20ページ
※表紙・裏表紙・活用ガイドのページは除く。
夏祭りで色々なお店を回る男の子と女の子のお話。クレヨンで焼きそばの麺を描いて具シールを貼ったり、ヨーヨーに好きな模様を描いたり、金魚すくいの金魚を丸で囲んだりして遊びます。「花火シート」に好きな色を塗ったりシールを貼ったりして、花火の形の穴が開いているシートをかぶせ、オリジナルの花火を作る遊びも楽しめます。
自分の好きな物を塗ったり、丸で囲んだりする体験を通して、様々な描画方法を知ることを目的としたワークブックです。
■感想・レビュー
夏祭りらしい、カラフルなイラストが印象的なワークブックです。各お店のページの端には「やきそば」「ヨーヨー」「かきごおり」などの可愛いインデックスが付いていて、好きなお店を回る楽しさが味わえます。夏祭りに行ったことがあればより楽しめると思いますし、行ったことがなくてもお話を通してイメージが持ちやすいのではないでしょうか。
娘はまだ夏祭りに行ったことがなく、浴衣、ヨーヨー、輪投げなど初めて知るものも多かったです。そのためか初めはさほど興味を持ってくれなかったのですが、分からないながらも好きな色を選んで塗ったりシールを貼ったりと、自分なりのやり方で取り組んでいました。特に「花火シート」を気に入って、色々な色を塗ったりシールを貼ったりしながらオリジナルの花火作りを楽しんでいました。
まだあまり取り組めていないページもあるので、実際に夏祭りに行った後、また積極的に取り組んでみたいなと思っています。