こんにちは、はにむらです。
暑さもだいぶ和らぎ、過ごしやすい日が増えてきましたね。
我が家の娘は生後6カ月からベネッセの「こどもちゃれんじ」を受講しているのですが、今月は「こどもちゃれんじぽけっと9月号」を受講しました。
この記事では、「こどもちゃれんじぽけっと9月号」の教材内容や、親目線の率直な感想、子どもの反応などをお伝えします。また、有料オプション教材「こどもちゃれんじプラス」の9月号もあわせて紹介しています。
・こどもちゃれんじぽけっとの教材ってどんな内容?
・早生まれの子どもの反応は?
・こどもちゃれんじプラスについても知りたい!
と気になっている方の参考になれば幸いです。
こどもちゃれんじぽけっと9月号の感想・レビュー
こどもちゃれんじぽけっと9月号の教材は、以下の内容でした。
目標:「びりびりくしゃくしゃしたらいいものができた!」
「おでかけじゅんび、じぶんでできた!」
それでは、各教材について詳しく紹介していきます。
きいてはっけん!おしゃべりぶっく(9月号)

親の満足度 :4.0
子どもの反応:4.0
■教材紹介
- 特集~働く乗り物~(1-8P)
- 知育~2条件の認識~(9-12P)
- 知育~探し絵~(13-14P)
- 英語~Splash, Splash!~(15-16P)
サイズ:縦25.7cm×横21.6cm×厚さ0.2cm
ページ数:16ページ
※表紙・裏表紙は除く。
ラーニングペンでタッチして音声が聞ける絵本です。
○特集~働く乗り物~
街の中や工事現場で働く色々な乗り物をタッチして、音や名前を聞くことができます。
例:
「お客さんを乗せて運ぶ車だよ。どーこだ?」(クイズ)
○知育~2条件の認識~
いろりんたちが探しているクッキーやバスを、「色」と「形/模様」の2つの条件を元に見分ける遊びが楽しめます。
例:
「黄色くて、ハートの形のクッキーが欲しいな。」
「青くて、三角の模様のバスはどこかしら?」
○知育~探し絵~
色々な乗り物や人が描かれた絵の中から、指定されたものを探す遊びが楽しめます。
例:
「この自転車、どーこだ?」
「黄色いタクシー、どーこだ?」(クイズ)
○英語~Splash, Splash!~
英語の歌「Splash, Splash!」や、洗う動作を表す英語に触れることができます。
■感想・レビュー
今月号は「乗り物の名前」がメイン。乗り物についてはこれまでの「こどもちゃれんじ」教材でたくさん覚えていましたが、「郵便車」「油圧ショベル」「ポンプ車」など初めて知る名前もあり、更に知識が増えたようでした。
細かいことなのですが、乗り物のシルエットクイズで中に乗っている人物をタッチすると不正解扱いになる点が少し残念です(毎回娘が困惑しています…)。
「2条件の認識」クイズは、初めは難しいかな?と思いましたが、問題をよく聞いて、じっくり探しながら全問正解していました。探し絵のクイズは苦戦していましたが、何度か間違えながらも自分の力で正解を見つけていて、成長に驚かされました。「おしゃべりぶっく」での遊びを通して、「判断力」や「観察力」が育まれていると感じます。
びりびりくしゃくしゃブック

親の満足度 :4.5
子どもの反応:5.0
■教材紹介
サイズ:縦25.7cm×横20.5cm×厚さ0.2cm
ページ数:24ページ
※表紙・裏表紙は除く。
2・3歳の手指の発達に合わせ、指先を使って遊べる工作教材。表現力や想像力を育んでいく「てゆびでアートシリーズ」の第1弾です(全4回/9月号・11月号・1月号・3月号)。
今月号では「ちぎる」「折る」「丸める」「塗る・描く」の動作が楽しめます。
- 「ちぎる」…具材のシートをちぎって、サンドイッチやうどんを作る。
- 「折る」…シートを一回折って、海の生き物や船を作る。
- 「丸める」…食べ物シートを丸めて、お子様セットを作る。
- 「塗る・描く」…クレヨンで食パンにジャムを塗ったり、たこ焼きにソースや青のりを描いたりする。
↑海の生き物と家
↑お子様セット
■感想・レビュー
様々な種類の工作を親子で楽しむことができ、ボリューム豊富で遊び応えのあるワークブックでした。「好きなようにちぎる・貼る」「一度だけ折る」といった簡単な動作のみなので、2歳児でも十分楽しめる難易度だと思います。出来上がった作品は見立て遊びに活用できるので、長く遊ぶこともできます。
娘の反応は良好で、特にサンドイッチ、うどん、お子様セットといった食べ物の工作に夢中でした。初めは遠慮がちに「ちぎる」動作をしていましたが、最終的には粉々になるくらいまでちぎっていました。「丸める」動作は少し苦手そうですが、大好きな「お子様セット」作りで何度も繰り返し練習ができそうです。
はなちゃんおでかけだっこひも

親の満足度 :4.0
子どもの反応:4.0
■教材紹介
6月号で届いたはなちゃん専用の抱っこ紐。ボタンホールにはなちゃんの服のボタンを通して固定し、紐を肩に掛けて抱っこやおんぶができます(紐部分はマジックテープで留める仕様)。
はなちゃんのお世話遊びを通して、出かける前の準備を体験することができます。自分で身支度する意欲を伸ばし、子どもの自立に向けた一歩を手助けすることを目的とした知育玩具です。

■感想・レビュー
紐部分のマジックテープは事故防止のため敢えて外れやすい設計になっているので、安心して使えるのが良い点だと思います。テープを留める位置で長さの調節も多少可能なので、娘の体にもフィットさせることができました。
ただ、肩紐に違和感があるのか、抱っこやおんぶをしたがる割にはすぐに降ろしてしまいます。それでも、はなちゃんを大事そうに抱っこしている姿はものすごく可愛く、癒されます。
また、ボタンホールにはなちゃんの服のボタンを通す作業を自分一人でできるようになり、その後自分の服のボタンも大きいものは留められるようになりました。はなちゃんとの遊びを通して、自分より小さい子を大切にする心や、自分のことは自分でするという意識が少しずつ芽生えているように感じます。
DVD(9月号)

親の満足度 :4.0
子どもの反応:4.0
■教材紹介
- ぜんしんでダンス/のりのりのりもの
- かんがえるちから/なかまわけ
- ことばとであう/はたらくのりもの2
- つくってあそぼう/びりびりくしゃくしゃ
- じぶんのきもちあいてのきもち/ほほいのほいでこうたいタッチ
- からだげんき!/くまさんたいそう
- おしえてぽっぽん/すてきなおとののりもの
- ことばとであう/はたらくのりもの3
- じぶんでできるよ/シャカシャカはみがきでピッカリオッケー!
- かんじようしぜん/9がつ
- つくってあそぼう/ぴったんこ
- こどもちゃれんじテーマソング/せかいはパラダイス
- 英語「Wash! Wash!2」「She’ll be Comin’ Round the Mountain」
- おたのしみ「しまじろうコンサート」「しまじろうのわお!『おめでとう』」
- エデュトイであそぼ!「はなちゃんだっこひも」「これからのおしらせ」
本編約25分
字幕対応
■感想・レビュー
「ぜんしんでダンス」コーナーの「のりのりのりもの」は、昔のヒーローソングのようで面白かったです。娘も楽しそうに、腕を振ったり上げたりする動きを真似していました。「からだげんき!」の「くまさんたいそう」も大好きで、部屋中をハイハイして動き回っていて可愛かったです。最近はDVDの真似をして動く・踊るということが多くなってきました。
「ほほいのほいでこうたいタッチ」は、友達と遊具を譲り合うことの大切さを教えてくれる映像です。まだ経験したことはないのですが、来年度から幼稚園に入園するので、おもちゃや遊具の取り合いは必ず起こるはず。それに備えて予習できるのは親としてもありがたいと思いました。今はとりあえず家の中で「そのおもちゃママも遊びたい。交代タッチしよ!」と言ってみたりしているのですが、特に嫌がらず「たーっち!」と交代してくれるようになりました。これがお友達相手でもできるか?というと心配はあるものの、少しずつ社会性を身に付けるきっかけになれば嬉しいです。
おやこでつたえあいえほん(9月号)

親の満足度 :4.5
子どもの反応:4.5
■教材紹介
- おもいやるきもち~ほほいのほいでこうたいタッチ~(1-14P)
- じぶんでできたよ~シャカシャカはみがきでピッカリオッケー!~(15-20P)
- おはなしだいすき~おやすみなさいまたあした~(21-32P)
サイズ:縦25.7cm×横21.6cm×厚さ0.3cm
ページ数:32ページ
※表紙・裏表紙、お知らせページ等は除く。
○おもいやるきもち~ほほいのほいでこうたいタッチ~
公園でブランコを独り占めしているしまじろう。お母さんに「こうたいタッチ」の歌を教えてもらい、友達と交代することの楽しさを知るお話です。
○じぶんでできたよ~シャカシャカはみがきでピッカリオッケー!~
しまじろうが、食後に歯磨きをしてムシバイキンをやっつけるお話です。
○おはなしだいすき~おやすみなさいまたあした~
夜、おやすみなさいをした「たっくん」。すると、家の中の色々な場所からも「おやすみなさい」の声が聞こえてくるお話です。
■感想・レビュー
今月号の「じぶんでできたよ」コーナーのテーマは「歯みがき」。先月号の「手洗い」と同じく娘の反応は良好で、絵本の中のしまじろうに向かって「しまじろう、ねるまえははみがきだよ」と教えてあげたり、「しゃかしゃか~」と言いながらしまじろうの歯を指でゴシゴシしたりしています。最近歯磨きを少し嫌がるようになっていたのですが、「お口の中にムシバイキンいるよ!」と言うと慌てて走ってきて、「ママやっつけて!」と言いながら口を開くようになりました。脅しているようで引け目も感じるのですが、毎日しっかり歯磨きをする習慣に繋がったのは良かったです。
「おやすみなさいまたあした」は、夜のお風呂場やキッチンで、身の回りの物たちがこっそりお話をするという夢のあるお話。娘はページをめくる度に「せんめんきさん、おやすみなさい」「フライパンさん、おやすみなさい」のように、イラストに向かってニコニコ話しかけています。このお話の影響なのか、身の回りの物を「○○さん」と呼んだり、話しかけたりするようになりました。豊かな想像力や、物を大切にする心が育っているようで嬉しいです。
こどもちゃれんじプラス9月号の感想・レビュー
「こどもちゃれんじプラス」は、本講座とは別売りの有料オプション教材です。
9月号の教材は、以下の内容でした。
知育プラス:ワークブック「おなじものさがし」

親の満足度 :5.0
子どもの反応:5.0
■教材紹介
サイズ:縦21cm×横20cm×厚さ0.2cm
ページ数:24ページ
※めくり仕掛けのページを含む。表紙・裏表紙・活用ガイドのページは除く。
くまくんが、お友達のうさこちゃんの家に遊びに行くお話。くまくんが持っている絵本やカードに描かれた絵と同じものを、隣のページの中から探して遊びます。
複数の選択肢の中から特徴に注目して選ぶ経験を通して、「見分ける力」を育むワークブックです。
■感想・レビュー
今月号は「探し絵」の問題がメイン。ページが進むにつれて、4択、6択、7択…と、問題の選択肢が増えていきます。じっくり見ないと違いが判らない問題も多く、難易度は高めです。
娘も初めはよく間違えていたのですが、何度も繰り返し取り組むうちに「こっちのいえはまどが1こだけど、こっちのいえはまどが2こだね」のように、自分で理由を声に出しながら判断できるようになりました。細かい特徴に注目する力が身に付いたと感じます。
リズムダンスプラス:DVD「下半身を大きく動かそう」

親の満足度 :4.5
子どもの反応:4.5
■教材紹介
- オープニングダンス
- チキ・チキ・バン・バン
- うたおうラララ①~3おんれつのうたをうたおう
- マーチングマーチ
- うたおうラララ②~3おんれつのうたをうたおう
- びょんたとぴょんこのだいぼうけん
- アンコールダンス
本編約13分
字幕対応
■感想・レビュー
太ももを上げたり、足踏みしたり、ジャンプしたりして、下半身を大きく動かして踊ります。「うたおうラララ」コーナーのテーマは「3音列の歌を歌おう」。「ドレミ」の音階に触れることができます。
先月号で過去一番の反応を見せた娘ですが、今月号も張り切って取り組んでいました。形になっている動きはわずかではあるものの、最初から最後まで画面に集中しながら体を揺らしたり、足を動かしたりしているのが印象的です。
特に「マーチングマーチ」は歌もダンスも気に入ったようです。DVDを見ていない時でも、よく「マーチッターチッタカタ~♪」と歌いながら足踏みをしているので、良い運動になっていると思います。「びょんたとぴょんこのだいぼうけん」も気に入っているようで、カエルになりきってビョンビョンと跳び回っています。
「うたおうラララ」コーナーでは、おもちゃのピアノを持って来て、歌に合わせて「ドレミ」の鍵盤を押し始めて驚かされました。「ダンスは少し苦手だけど、音楽は得意なのかもしれないなあ」など、子どもの色々な一面に気付かされて楽しいです。
読み聞かせプラス:絵本「パパとミーコのおりょうりできた!」

親の満足度 :5.0
子どもの反応:5.0
■教材紹介
サイズ:縦24cm×横20cm×厚さ0.3cm
ページ数:23ページ
※めくり仕掛けのページを含む。表紙・裏表紙は除く。
猫のミーちゃんとパパが、二人で料理をするお話です。ページの一部を切り取って、包丁で玉ねぎをトントンと切ったり、フライ返しをパタパタして具材を炒めたりできる仕掛けが付いています。
■感想・レビュー
料理をしたことがないパパに、娘のミーちゃんがアドバイスしながら一緒にオムレツを作る可愛いお話。キャンバスに描いたような絵のタッチと、美味しそうなご飯のイラストが印象的です。これまでの絵本にはなかった仕掛けページも新鮮で、料理の真似が大好きな娘は夢中になって遊んでいます。
巻末には「パパとミーコのオムレツレシピ」と題して、実際のオムレツの材料と作り方が載っており、「子どもと一緒にお料理をしてみたい!」という意欲が刺激されました。親子ともにお気に入りの一冊です。
表現プラス:ワークブック「ちぎっておいしいレストラン」

親の満足度 :5.0
子どもの反応:5.0
■教材紹介
サイズ:縦18.2cm×横25.7cm×厚さ0.2cm
ページ数:19ページ
※表紙・裏表紙・活用ガイドのページは除く。
こぶたのブーブが、パパのレストランをお手伝いするお話。シールを好きな大きさにちぎって貼ってサラダやスパゲッティを作り、お客さんの注文の品を完成させていきます。巻末の「お弁当箱シート」に好きなおかずシールを貼ったり、のりシールをちぎっておにぎりに貼ったりして、お弁当を作る遊びも楽しめます。
手指を使って「ちぎる」体験をたくさんすることで、豊かな感性を育むワークブックです。
■感想・レビュー
食べ物のイラストやシールには実際の写真の画像が使われていて、よりリアリティを感じることができます。シールを好きな大きさに、好きなだけちぎることができ、飾りシールの枚数も多いので自由度はかなり高め。クレヨンを使う遊びも多く、手指をたくさん動かせます。ボリュームも豊富で、非常に満足感がありました。
娘は食べ物や料理が大好きなので、大興奮で取り組んでいました。「ちぎる」動作もかなり上達してきたなと感じます。全ページの課題が終わった後も、一度貼ったシールを「はがして!」と要求してきて、何度もやり直しています(シールが薄く、枚数も多いので剥がす作業はかなり大変ですが…)。子どもの「好き」や「得意」を発見したり、伸ばしたりできるのが「表現プラス」の魅力だと思います。