こんにちは、はにむらです。
少しずつ寒い日が増えてきましたね。
我が家の娘は生後6カ月からベネッセの「こどもちゃれんじ」を受講しているのですが、今月は「こどもちゃれんじぽけっと11月号」を受講しました。
この記事では、「こどもちゃれんじぽけっと11月号」の教材内容や、親目線の率直な感想、子どもの反応などをお伝えします。また、有料オプション教材「こどもちゃれんじプラス」の11月号もあわせて紹介しています。
・こどもちゃれんじぽけっとの教材ってどんな内容?
・早生まれの子どもの反応は?
・こどもちゃれんじプラスについても知りたい!
と気になっている方の参考になれば幸いです。
こどもちゃれんじぽけっと11月号の感想・レビュー
こどもちゃれんじぽけっと11月号の教材は、以下の内容でした。
目標:「いろいろな音・歌・ダンスにふれてたくさん表現できた!」
- きいてはっけん!おしゃべりぶっく(11月号)
- ちょっきんブック
- おとかるた
- DVD(11月号)
- おやこでつたえあいえほん(11月号)
- ぽけっと通信(保護者向け)
それでは、各教材について詳しく紹介していきます。
きいてはっけん!おしゃべりぶっく(11月号)

親の満足度 :5.0
子どもの反応:5.0
■教材紹介
- 特集~音楽~(1-8P)
- 知育~言語/3条件の認識/道たどり~(9-14P)
- 映像連動~おかたづけ~(15-16P)
- 英語~The Alphabet Song~(17P)
サイズ:縦25.7cm×横21.6cm×厚さ0.2cm
ページ数:17ページ
※表紙・裏表紙は除く。
ラーニングペンでタッチして音声が聞ける絵本です。
○特集〜音楽~
世界の様々な楽器の名前や音を聞いたり、楽器をタッチして自分で演奏したり、楽器の名前を当てるカルタ遊びができます。
例:
「ティンパニだよ。/色々な高さの音が出る太鼓だよ。」
「トランペット、どーこだ?」(クイズ)
○知育~言語/3条件の認識/道たどり~
指示に従ってはなちゃんのお世話をする遊びや、「形・色・上に乗っている果物」の3条件を元にケーキを選ぶ遊び、道からはみ出さないように線路をたどる遊びが楽しめます。
例:
「はなちゃん、お腹が空いているみたい。ミルクを取ってね。」→「はなちゃんの口にタッチして、ミルクをあげてね。」
「茶色くて四角い、いちごが乗ったケーキはどーれだ?」(クイズ)
○映像連動~おかたづけ~
ぬいぐるみ・車・ブロック・ボールを、それぞれの箱に戻して片付ける遊びが楽しめます。
例:
「おもちゃを全部片付けるよ。泣いているボールをお家に返してあげよう。」(クイズ)
○英語~The Alphabet Song~
英語の歌「The Alphabet Song」や、楽器の名前を表す英語に触れることができます。
■感想・レビュー
今月のメインテーマは「音楽」。クラシックオーケストラで使われる楽器の他、サンバやアイリッシュ音楽の楽器など、身近なものからマイナーなものまで実に様々な楽器が紹介されていて、親の私も勉強になりました。ピアノ(ドレミファソラシド、黒鍵あり)のイラストをラーニングペンでタッチして、実際に弾くことができるページもあります。若干の時差はあるものの、ピアノのおもちゃさながらの遊びができてとても楽しかったです。
娘のお気に入りは、はなちゃんのお世話遊び。出される指示を良く聞きながら、ミルクをあげたりオムツを変えてあげたり、甲斐甲斐しくお世話をしています。お片付け遊びも達成感があるようで、何度も取り組んでいます。ちなみに、「♪」マークをタッチするとお片付けの歌が聞けるのですが、個人的に「ぽけっと」の歌は全体的に覚えにくかったので、DVDだけでなく「おしゃべりぶっく」内でも聞けるのはありがたいです。3条件の問題も、初めは「難しいかな?」と思いましたが難なくできるようになりました。ただ、やはり道たどりの問題だけは苦手なようで、少しずつ特訓しています。
ちょっきんブック①

親の満足度 :4.0
子どもの反応:5.0
■教材紹介
サイズ:縦25.7cm×横20.5cm×厚さ0.2cm
ページ数:16ページ
※表紙・裏表紙は除く。
2・3歳の手指の発達に合わせ、指先を使って遊べる工作教材。表現力や想像力を育んでいく「てゆびでアートシリーズ」の第2弾です(全4回/9月号・11月号・1月号・3月号)。
今月号では、幅の狭い紙をはさみ1回の動きで切る「1回切り」の工作に挑戦します。
- たべものカードを半分に切って、お皿にのりで貼る。
- くつカードを切って、しまじろうたちの足にのりで貼る。
- いちごカードを切って、ケーキの上にのりで貼る。など
■感想・レビュー
今月号からいよいよ、はさみを使う工作が始まります。初めは「2歳児にはさみは早いのでは?」と思ったのですが、はさみを一度だけ通す「1回切り」のみなので難易度は低く、はさみ初挑戦の娘も問題なく取り組むことができました。
具体的には、イラストが描かれた紙の赤い線を目印にしてはさみで切る仕様。最初はかなりずれてしまい少し補助していましたが、慣れてくると線の真ん中近くを切れるようになりました。色々な食べ物を切って貼ったり、切った乗り物を見立てたりして遊べるので娘も楽しそうでした。
ただ、これは仕方ないのですが、「線を切ってのりで貼る」ページは基本的に一度しか遊べない点が残念です。もう少しページ数があると良かったかなと思います。
ちなみに、我が家ではこどもちゃれんじから発売されている「はじめてのはさみ」シリーズ(全3色)のピンク(みみりんモデル)を購入しました。2歳児でも持ちやすく、刃先が丸いので安全。何より見た目が可愛いので、子どもがやる気を出してたくさん使ってくれています。
おとかるた

親の満足度 :4.0
子どもの反応:4.5
■教材紹介
楽器・生き物・乗り物・動物の札が各3種類、計12枚のカルタです。ラーニングペンでタッチすると名前や音が流れ、「なまえクイズ」「ヒントクイズ」「おとクイズ」の3つの遊びが楽しめます。
例:救急車の札の場合
「救急車、どーこだ?」(なまえクイズ)
「けがや病気の人を病院に運ぶ車だよ。どーこだ?」(ヒントクイズ)
「(サイレンの音)どーこだ?」(おとクイズ)
正解のカードをタッチすると、カードの名前と「ピンポーン」という音が流れ、次の札が読み上げられます。読み上げられる順番はランダム。12枚全て取り終えると終了です。
■感想・レビュー
ラーニングペンが全ての音声を読み上げてくれるので、子ども一人でも遊ぶことができ、とても手軽で便利なカルタだと思います。もっと色々な種類の札があれば良いなとも思いましたが、子どもの集中力的には12枚がちょうど良さそうです。
娘の場合、「なまえクイズ」は初回から全て当てられましたが、途中で飽きてやめてしまうことも多いです。逆に「ヒントクイズ」と「おとクイズ」は悩んだり間違えたりしてしまうこともあるのですが、やり甲斐があるのか何度も挑戦しています。基本的に一人で遊んでいるのですが、「カードを重ねて置いてね」といった指示にもしっかり応えていて、成長を感じさせられます。
DVD(11月号)

親の満足度 :5.0
子どもの反応:4.5
■教材紹介
- つくってあそぼう/ちょっきん
- はてなくんときいてかんがえよう/がっきのおと
- ことばとであう/がっきのおとをきいてみよう
- ぜんしんでダンス/せかいのダンス ラタタタ
- みつけようしぜん/あきのいいものみつけよう
- かんがえるちから/ながいみじかい①
- じぶんでできるよ/おうちにトンでおかたづけ
- かんじようしぜん/11がつ
- からだげんき!/うさぎたいそう
- かんがえるちから/ながいみじかい②
- ことばとであう/がっきのおとをきいてみよう②
- こどもちゃれんじテーマソング/せかいはパラダイス
- 英語「The Alphabet Song」「Can You Try?」
- おたのしみ「えいごコンサート」「Worldwide Kids Englishのえいご」
- エデュトイであそぼ!「おとかるた」「これからのおしらせ」
本編約25分
字幕対応
■感想・レビュー
今月号のDVDでは、色々な楽器の音を聞いたり、世界の様々なダンスや歌・衣装に触れられます。幼い頃から世界の色々な文化に楽しく触れられるのはとても良いと思いますし、親の私も知らないことがあって勉強になりました。
「つくってあそぼう」コーナーでは、9月号に引き続き「ゴーちゃん」と「あいりちゃん」が登場。今回は「ゴーちゃん」がはさみの持ち方・使い方を分かりやすく教えてくれるのですが、映像を見てから娘のはさみの持ち方が格段に良くなりました。
「じぶんでできるよ」コーナーのテーマは「片付け」。「泣いているおもちゃをお家に帰してあげる」というアプローチには感心させられました。娘にはこれまで特に片付けを教えてこなかったのですが、この映像を見てからはおもちゃや絵本を積極的に片付けるようになりました。毎回のことですが、想像以上の効果があって驚いています。
おやこでつたえあいえほん(11月号)

親の満足度 :4.0
子どもの反応:4.0
■教材紹介
- おはなしだいすき~おむすびころりん~(1-14P)
- じぶんでできたよ~おうちにトンでおかたづけ~(15-26P)
- おもいやるきもち~ごめんねしたらなかなおり~(27-38P)
サイズ:縦25.7cm×横21.6cm×厚さ0.3cm
ページ数:38ページ
※めくり仕掛けのページを含む。表紙・裏表紙、お知らせページ等は除く。
○おはなしだいすき~おむすびころりん~
日本のお伽話「おむすびころりん」です。
○じぶんでできたよ~おうちにトンでおかたづけ~
おもちゃを散らかしたまま外へ出ようとしたしまじろう。てんと3兄弟がやって来て「おもちゃが泣いているよ。」と教えてくれ、片付けをするお話です。
○おもいやるきもち~ごめんねしたらなかなおり~
砂場でごっつんこしたしまじろうとみみりん。「ごめんなさい」をして仲直りするお話です。
■感想・レビュー
「おむすびころりん」はとても有名なお話ですが、詳細は知らなかったので「こんな話だったっけ?」と驚きがあり、子どもと一緒に新鮮な気持ちで楽しめました。娘は意地悪爺さんのシーンで「わるいね~!」と怒っていて、感受性が育っているんだなと感じました。
「おうちにトンでおかたづけ」は、めくり仕掛け付きのお話。仕掛けをめくるとおもちゃたちが家に帰って、床がピカピカになります。動画で映像と歌、おしゃべりぶっくでゲーム、そしてこの絵本でも手を動かしながら片付け遊びができるので、片付けへの意識を楽しく定着させられると思います。
「ごめんねしたらなかなおり」は、意図せずぶつかって泣いてしまったしまじろうとみみりんが互いに謝罪するお話。今回は大人の仲裁なく自分たちだけで問題解決します。この年齢の子どもが同じように振る舞うのは難しそうですが、相手に「ごめんなさい」を伝えることの大切さが分かる話だと感じました。
こどもちゃれんじプラス11月号の感想・レビュー
「こどもちゃれんじプラス」は、本講座とは別売りの有料オプション教材です。
11月号の教材は、以下の内容でした。
知育プラス:ワークブック「かたち」

親の満足度 :4.5
子どもの反応:4.5
■教材紹介
サイズ:縦21cm×横20cm×厚さ0.2cm
ページ数:24ページ
※めくり仕掛けのページを含む。表紙・裏表紙・活用ガイドのページは除く。
形の国に住む、まるうさぎちゃん・さんかくライオン君・しかくぞうさんのお話。場面に適した形のシールを選んで貼ったり、絵の中にある形を探したりして遊びます。様々な大きさや色の「形カード」を切り取って、木や鳥など色々な物を作る遊びにも挑戦できます。
丸・三角・四角それぞれの特徴と、形の概念を捉えることを目的としたワークブックです。
■感想・レビュー
「丸・三角・四角」はこれまでに「ぷち」「ぽけっと」の本講座や「ぷち」の「知育プラス」でも取り上げられてきたテーマですが、今月号では細長い形の丸・三角・四角も登場します。また、それぞれの形の利点を活かした身近な物(例えばタイヤは三角だと回らないけれど丸だと回る、三角の入れ物はグラグラするけれど四角だと中身がこぼれない…など)も登場するので、形の特徴がより理解しやすいと思います。
また、「黄色の丸い物を3つ探そう」といった課題の他、ワークブックの至る所に様々な形や色の丸・三角・四角が描き込まれており、遊び方のバリエーションは豊富だと思います。娘も興味を持って取り組むことができ、丸・三角・四角の概念はバッチリのようです。中でも特に「形カード」が好きなようで、「かえるさんをつくって」とリクエストしてきたり、簡単なものは自分でも作ろうとしたりしています。形の特徴を理解するだけでなく、創造力の土台も培われているように感じます。
リズムダンスプラス:DVD「まねして踊ろうまとめ」

親の満足度 :4.5
子どもの反応:5.0
■教材紹介
- オープニングダンス
- 365ほのマーチ
- うたおうラララ①~デクレッシェンドでうたおう
- はたらくくるま
- うたおうラララ②~デクレッシェンドでうたおう
- いらっしゃいませ
- アンコールダンス
本編約13分
字幕対応
■感想・レビュー
今月号では、足踏みして下半身を大きく動かしたり、車を運転するような動きで上半身を左右に大きく動かしたり、空間を使いながら左右に動いてダイナミックに踊ったりします。「うたおうラララ」コーナーのテーマは「デクレッシェンドで歌おう」。声をだんだん弱くしながら歌います。
今月号の曲は全体的に踊りやすい印象でした。娘のイチオシはオリジナル曲の「いらっしゃいませ」。食いしん坊なので、「レストラン」というテーマに心惹かれたのかもしれません。「いらっしゃいませ」のポーズ(片手を胸の前に置いて会釈するポーズ)や、左右にちょこちょこ走る振り付けも上手に真似していて可愛かったです。少しずつ、確実にダンススキルが上がっているのを感じて嬉しく思います。
読み聞かせプラス:絵本「あたらしいともだち」

親の満足度 :4.0
子どもの反応:4.0
■教材紹介
サイズ:縦24cm×横20cm×厚さ0.2cm
ページ数:24ページ
※表紙・裏表紙は除く。
おもちゃを投げたり踏んづけたり、乱暴に扱うきつねの「ポロン」。怒ったおもちゃたちが集まって、新しい友達を探しに出かけようとするお話です。
■感想・レビュー
これまでの「読み聞かせプラス」のお話は、可愛かったり優しかったり、心温まる系のお話がほとんどでした。しかしこの絵本は乱暴者のポロンが主人公で、前半はなかなか過激。繊細なお子さんには少ししんどいかもしれませんが、「物を大切にする」ことを学べる良い絵本だと思います。
娘も「どうしてそんなことするのよ、ダメだよ」「ポロンわるいね~!」などと言いながら読んでいて、優しい心が育っているように思います。色々な絵本に触れさせてあげることの大切さを改めて感じました。
表現プラス:ワークブック「はさみでおせわどうぶつえん」

親の満足度 :4.5
子どもの反応:5.0
■教材紹介
サイズ:縦18.2cm×横25.7cm×厚さ0.2cm
ページ数:16ページ
※表紙・裏表紙・活用ガイドのページ・工作シートは除く。
動物園の飼育員さんが、動物たちのお世話をするお話。にんじんカードや魚カードを切ってうさぎやペンギンにあげたり、干し草カードを切ったり、りんごシール・バナナシールを貼ってぞうにあげたり、毛布カードを切ってライオンの子どもたちに掛けてあげたりして遊びます。
はさみを使った「1回切り」にたくさん挑戦できるワークブックです。
■感想・レビュー
本講座と同じく、今月号から「表現プラス」でもはさみを使った工作が始まります。「ちょっきんぶっく」のページ数が少し物足りなかったので有難く感じました。
ワークブックの内容は「ちょっきんぶっく」と同じく「1回切り」のみなので気軽に取り組める上、動物園の動物という子どもに馴染みやすいテーマなのも良かったです。色々な動物が登場し、シール貼りもあったりと、遊びのバリエーションが豊富なので娘も夢中になっていました。回数を重ねた甲斐あってはさみの使い方にもだいぶ慣れ、上達してきたように思います。