こんにちは、はにむらです。
今年ももう終わりですね。年を重ねるごとに一年一年が早く感じます。
我が家の娘は生後6カ月からベネッセの「こどもちゃれんじ」を受講しているのですが、今月は「こどもちゃれんじぽけっと12月号」を受講しました。
この記事では、「こどもちゃれんじぽけっと12月号」の教材内容や、親目線の率直な感想、子どもの反応などをお伝えします。また、有料オプション教材「こどもちゃれんじプラス」の12月号もあわせて紹介しています。
・こどもちゃれんじぽけっとの教材ってどんな内容?
・早生まれの子どもの反応は?
・こどもちゃれんじプラスについても知りたい!
と気になっている方の参考になれば幸いです。
こどもちゃれんじぽけっと12月号の感想・レビュー
こどもちゃれんじぽけっと12月号の教材は、以下の内容でした。
目標:「相手のことを思い、会話のやりとりができた!」
- はてなくんシール
- きいてはっけん!おしゃべりぶっく(12月号)
- タッチでなりきりおいしゃさん
- DVD(12月号)
- おやこでつたえあいえほん(12月号)
- ぽけっと通信(保護者向け)
それでは、各教材について詳しく紹介していきます。
はてなくんシール
親の満足度 :4.0
子どもの反応:4.5
■教材紹介
4月号で届いた「ラーニングペン おしゃべりしまじろう」のパワーアップ用シールです。タッチすると「おしゃべりしまじろう」がパワーアップし、今月号以降に届く「おしゃべりぶっく」と、4月号で届いた「きいてはっけん!おしゃべりまなびずかん」で、新たにインタビューごっこが楽しめるようになります。(おしゃべりぶっく12月号の裏表紙に、専用の貼るスペースがあります。)
■感想・レビュー
「おしゃべりみみりん」と同じような、ラーニングペンに直接取り付けるパーツを想像していたので少し拍子抜けでした。パワーアップ後も立ち上げ時の音声が変わるわけではないので、機能が増えたことが少し分かりにくかったです。
追加機能の「インタビューごっこ」は、はてなくんに聞かれたことをラーニングペンのマイクに向かって答えると音声が録音され、はてなくんの台詞の一部や歌の一部として再生されるというもの。娘は自分の声が聞こえるのが楽しいようで、何度も録音してはケラケラ笑っています。
きいてはっけん!おしゃべりぶっく(12月号)
親の満足度 :4.0
子どもの反応:4.0
■教材紹介
- 特集~病院~(1-8P)
- 知育~多少判断/数唱~(9-12P)
- 英語~We Wish You a Merry Christmas~(13-14P)
サイズ:縦25.7cm×横21.6cm×厚さ0.2cm
ページ数:14ページ
※表紙・裏表紙は除く。
ラーニングペンでタッチして音声が聞ける絵本です。
○特集〜病院~
病院の待合室にいる人の話を聞いたり、お医者さんのお手伝いをして患者さんを診察してあげたり、患者さんに薬を渡したりして遊びます。
例:
「車椅子に乗っている犬さん、どーこだ?」(クイズ)
「聴診器はどれかな?」→「しまじろうのお腹をタッチしてね。」
「目のお医者さんはどこかな?看板をタッチして、教えてあげてね。」
○知育~多少判断/数唱~
ケーキ屋さんでお客さんの探している物を選んだり、しまじろうやお父さんと一緒に1から10まで数えたりして遊びます。
例:
「多い方のクッキーはどっちかな?」
「少ない方を全部タッチしてね。」(クイズ)
「1から順番にあひるをタッチしてね。」
○英語~We Wish You a Merry Christmas~
英語の歌「We Wish You a Merry Christmas」を聞くことができます。
■感想・レビュー
クリスマスの要素は表紙と「英語」コーナーのみ。表紙のはてなくんをタッチするとインタビューごっこができ、「今ほしいもの」を聞かれます。娘はクリスマスにちなんでなのか「きゃんでぃーけいん!!」と大声で答えていて面白かったです。
更に、録音した自分の声が歌の一部になるオリジナルソング作り機能も追加されています。今月号では、ランダムで選ばれた患者さんに渡したい薬を自分で選び、その名称を声に出して録音すると「どうしましたか?〇〇さんには“薬の名前”、どうぞおだいじに♪」という歌が作れます。娘はこの機能が大変気に入ったようで、色んな薬を選んで何度も録音しています。病院や薬というと苦手な子どもも多いですが、遊びを通して理解が深まり、親近感が湧くのではないかと思います。
知育コーナーの「多少判断」は、8月号のおしゃべりぶっくでも扱われていたテーマなのでおさらいができて良かったです。「数唱」は、★マークを押すと音楽が流れ、1から10まで順番にタッチするというもの。押し間違えたりずれたりすると「もう一度★マークをタッチしよう」とやり直しになるので少し苦戦していましたが、1から10の数字に関してはほぼマスターしたようです。
タッチでなりきりおいしゃさん
親の満足度 :5.0
子どもの反応:5.0
■教材紹介
【付属品】
- 聴診器
- 注射器
- ディスプレイカード ★※
- ここがいたいんですカード ★※
- 診察券 ★※
- 体温計 ★※
- 薬カード×4枚 ★※
- 薬袋 ※
★…ラーニングペン連動
※…絵本綴じ込み
ラーニングペンと連動した知育玩具です。「お医者さんごっこ」を通して役になりきることで、相手の話を聞いて流れのある会話ができるように工夫されています。
■感想・レビュー
色々な小道具を使ったり音声を聞いたりしながら、リアルなお医者さんごっこが楽しめます。例えば、ラーニングペンで診察券をタッチすると「受け付けました。待合室でお待ちください。」という音声が流れ、ディスプレイカードの「ろくおん」をタッチすると次の患者さんの名前が録音でき、「ピンポンパンポーン♪“〇〇ちゃん”、診察室にお入りください。」といった音声が流れます。他にも、「もしもししますよ。」「チクッとしますよ。」「お薬を出しましょう。」といった音声を聞くことができ、一連の診察の流れを体験することができます。
また、「ここがいたいんですカード」の12カ所ある体の部位をタッチすると、1回目は「頭」など体の部位の名称、2回目は「頭が痛いのですね」といった音声が流れ、病院での症状の伝え方を学ぶことができます。
我が家では、親子で交互にお医者さんと患者さんになりきったり、はなちゃんや他のぬいぐるみを患者さんに見立てたりして遊んでいます。娘が患者さん役の時は、お腹をポーンと出して「オナカガイタインデスケド…」と言ったり、お医者さん役の時は聴診器を使いながら「フムフム…」「ナルホド、カゼデスネェ…」と真剣に考えたり、子どもの可愛い姿がたくさん見られて本当に面白いです。
ちなみに、娘は最近予防接種を受ける機会があったのですが(インフルエンザと新型コロナ)、今回初めて泣かずに接種することができました。それどころか先生に「がんばります!」や「ありがとうございました!」と言うようになり、成長に驚きました。遊びを通して、お医者さんというものがとても身近になったのだと思います。
DVD(12月号)
親の満足度 :4.5
子どもの反応:4.5
■教材紹介
- ぜんしんでダンス/はてなくんダンス
- ことばとであう/どうしましたか?おいしゃさん
- ことばとであう/ビュービューインタビュー
- かず/かずのうた
- はてなくんときいてかんがえよう/のりもののおと
- じぶんでできるよ/かかととかかとをぴったんこ
- かず/まねっこすうじ
- かんじようしぜん/12がつ
- じぶんのきもちあいてのきもち/こんなときなんていう?
- こどもちゃれんじテーマソング/せかいはパラダイス
- 英語「We Wish You a Merry Christmas」「Do You Want to Play with Blocks?」
- おたのしみ「えいごコンサート」「Worldwide Kids Englishのえいご」
- エデュトイであそぼ!「タッチでなりきりおいしゃさん」「これからのおしらせ」
本編約25分
字幕対応
■感想・レビュー
今月号は「はてなくん」のダンスやインタビュー、クイズの映像が楽しめます。娘も興味津々で、ダンスを真似したり画面に向かって受け答えしたりしていました。
特に気に入っているのが「まねっこすうじ」。例えば「1」なら両手を合わせて腕を頭の上に伸ばすといったように、全身を使って1〜10の数字を表現します。短い腕を使って一生懸命に真似したり、「10」は二人で表現するので「いっしょに10しようよ〜!」と誘ってくれたりする姿がとても愛らしいです。
「こんなときなんていう?」は、色々な状況での声掛け例を通して、友達に優しくすることを学べる内容。娘は初め、みみりんが転ぶシーンで「なんでころんだの?」などと言っていたのですが、繰り返し見るうちにしっかり理解して「だいじょうぶ?だね!」と適切な言葉が分かるようになりました。ただ、実際の場面でお友達に同じように言えるのか?というと少し難しいかなと思います。とはいえ、こういったことを繰り返し学ぶことが道徳心を育む土台となるような気がします。
おやこでつたえあいえほん(12月号)
親の満足度 :4.0
子どもの反応:4.0
■教材紹介
- おはなしだいすき~サンタさんはどこからくるの?~(1-12P)
- おもいやるきもち~こんなときなんていう?~(13-24P)
- おはなしだいすき~もしもしぽんぽんおいしゃさん~(25-32P)
サイズ:縦25.7cm×横21.6cm×厚さ0.3cm
ページ数:32ページ
※表紙・裏表紙、お知らせページ等は除く。
○おはなしだいすき~サンタさんはどこからくるの?~
くまの子どもの「くうま」が、クリスマスイブに寝たふりをしながらサンタクロースが来るのを楽しみに待つお話です。
○おもいやるきもち~こんなときなんていう?~
「みみりんが転んじゃった」「はなちゃんがお人形を落としちゃった」「しまじろうが絵本を見たがっている」――。日常の様々な場面での、状況に合った声掛けが学べるお話です。
○おはなしだいすき~もしもしぽんぽんおいしゃさん~
丘の上の病院に、元気のない動物たちが次々やって来て、お医者さんがみんなの痛いところや悪いところを順番に手当てしていくお話です。
■感想・レビュー
「サンタさんはどこからくるの?」は、主人公のくまが、サンタクロースを寝ずに待とうと試みる可愛いお話。娘はサンタクロースの存在を認識し始めたばかりで、まだ寝たふりする意味を理解できないようでしたが、大勢のサンタクロースが描かれたページでとても喜んでいました。
「もしもしぽんぽんおいしゃさん」は、人間のお医者さんが動物の患者さんたちを診察するお話。色々な動物がそれぞれ異なる体の部位の症状を訴えるので、お医者さんごっこでの言葉のバリエーションが広がると思います。
こどもちゃれんじプラス12月号の感想・レビュー
「こどもちゃれんじプラス」は、本講座とは別売りの有料オプション教材です。
12月号の教材は、以下の内容でした。
知育プラス:ワークブック「けいれつ」
親の満足度 :4.0
子どもの反応:4.0
■教材紹介
サイズ:縦21cm×横20cm×厚さ0.2cm
ページ数:24ページ
※めくり仕掛けのページを含む。表紙・裏表紙・活用ガイドのページは除く。
遠い山の中にある「冬の村」で、村人たちが雪まつりの準備をするお話。「白→青→白→青」の順番になるようにブロックシールを貼ったり、「しゃがむ→ジャンプ→しゃがむ→ジャンプ」の順番で踊ったり、「〇→△→〇→△」の順番になるようにクッキーシールを貼ったりして遊びます。
色や形などの並びについて考える経験を通して、規則性を推測し、論理的に考える力を育むことを目的としたワークブックです。
■感想・レビュー
今月号のテーマは、本講座を含めても初めてとなる「系列」。普段の生活の中で意識することはほとんどないので、難易度はこれまでのワークブックの中でも特に高いと感じました。何度も取り組むうちに少しずつ分かってきたようには思いますが、それでもまだまだ十分理解できているとは言えません。
このワークブックでは、系列には形や色、大きさ、動作など様々な種類が存在するということが学べました。日常生活でも色々な「系列」を見つけて声掛けしていくことで、規則性について考える機会を増やしていきたいです。
リズムダンスプラス:DVD「大きな声を出して歌って踊ろう」
親の満足度 :4.0
子どもの反応:4.0
■教材紹介
- オープニングダンス
- あかはなのトナカイ
- うたおうラララ①~5おんれつのうたをうたおう
- かぜもゆきもともだちだ
- うたおうラララ②~5おんれつのうたをうたおう
- ホーホークリスマス
- アンコールダンス
本編約13分
字幕対応
■感想・レビュー
今月号からは、少しずつ声を出して歌うことを意識しながら踊ります。「うたおうラララ」コーナーのテーマは「5音列の歌を歌おう」。体を動かしたり、強弱を付けたりしながら「ドレミファソ」の旋律に触れることができます。
娘はまだ「踊る」だけで精一杯(それさえままならないくらい)なので、「歌いながら踊る」ことは難しかったようです。ただ、ダンスのスキルは少しずつ上がっていて、上手にステップを踏めるようになってきました。
今月は全てクリスマスらしい曲ですが、特にオリジナル曲の「ホーホークリスマス」が爽やかな曲調で良かったです。サビでは「ホーホー」と歌いながら両手を左右に大きく振るのですが、娘もリズムに合わせてノリノリで踊っていてとても可愛かったです。
読み聞かせプラス:絵本「サンタさんのおとしもの」
親の満足度 :4.0
子どもの反応:4.0
■教材紹介
サイズ:縦24cm×横20cm×厚さ0.3cm
ページ数:24ページ
※表紙・裏表紙は除く。
立体造形を撮影した写真絵本です。クリスマスイブの夜、嵐に巻き込まれ帽子や眼鏡が飛ばされてしまったサンタクロース。プレゼントに双眼鏡を貰った「ゆうた君」が、一緒に落とし物を探してくれるお話です。
■感想・レビュー
サンタクロースが登場する多くのお話では、子どもは大抵プレゼントを貰うだけですが、この絵本は少し珍しく、困っているサンタクロースを子どもが助けるお話です。サンタさんと一緒にソリに乗れるなんて夢があるなあと思います。
上空から街を見下ろすページでは、サンタさんの落とし物を探す遊びが楽しめます。少し細かくて初見では難しいですが、娘も一生懸命探していました。成長してサンタクロースへの理解が深まるとまた違った反応が見られると思うので、今から楽しみです。
表現プラス:ワークブック「はさみでクリスマスじゅんび」
親の満足度 :4.5
子どもの反応:4.5
■教材紹介
サイズ:縦18.2cm×横25.7cm×厚さ0.2cm
ページ数:14ページ
※表紙・裏表紙・活用ガイドのページ・工作シートは除く。
クリスマスイブに、子どもたちがパーティーの準備をしたり、サンタクロースがプレゼントを用意したりするお話。子どもたちに帽子シールを貼って、ケーキカードとお菓子カードを切ってお皿に貼ったり、プレゼントカードを切ってサンタさんの袋に貼ったり、プレゼントの箱をクレヨンで好きなように塗ったりして遊びます。巻末の「クリスマスツリーシート」に好きな飾りカードを切って貼り、クリスマスツリーを作る遊びも楽しめます。
はさみを使った「1回切り」に挑戦し、切ったものを組み合わせて遊べるワークブックです。
■感想・レビュー
今月号も、はさみとのりを使った工作が楽しめます。お菓子やおもちゃ、プレゼントボックスといったカードがたくさんあり、子どもにとって楽しい、クリスマス時期にぴったりの内容だと思います。
こどもちゃれんじ教材のおかげではさみの使い方が上達してきた娘は、まだ少しの補助は要るものの、赤い線のちょうど真ん中辺りを上手に切れるようになってきました。特に巻末のクリスマスツリー作りを気に入って、オーナメントやモールのカードをたくさん切り貼りして遊んでいました。工作シートは切り取れるので、壁などに貼って楽しむのも良いかもしれません。