こんにちは、はにむらです。
前回に引き続き、「クリスマスにおすすめの英語絵本」の紹介・第2弾です。
今回は、人気の赤ちゃん絵本シリーズの一冊を紹介します。
『Fa La La』です。
英語が苦手な人にも読みやすい、とても可愛い絵本ですよ。
この記事では、『Fa La La』の大まかなあらすじや感想、使われている単語や文法などを紹介していますので、是非チェックしてみてくださいね。
『Fa La La』の詳細情報
タイトル | Fa La La |
---|---|
著 | Leslie Patricelli(レスリー・パトリセリ) |
イラスト | |
本編ページ数 | 26P |
総単語数 | 136語 |
絵本の種類 | ボードブック/電子書籍 |
『Fa La La』のあらすじ
It’s almost Christmas.
I LOVE Christmas!
出典元:『Fa La La』
もうすぐ、子どもたちが大好きなクリスマスがやってきます。
ツリーを飾って、お菓子の家を作って、プレゼントを用意して…。
さあ、サンタクロースはやって来るでしょうか?
『Fa La La』の感想・レビュー
クリスマス前のワクワク感が楽しめる
アメリカの絵本作家、レスリー・パトリセリの大人気赤ちゃん絵本シリーズ。本作はクリスマスがテーマのお話です。
主人公の赤ちゃんが、両親と協力しながらクリスマスの準備をする様子が描かれます。もみの木を選んでクリスマスツリーを飾ったり、お菓子の家を作ったり、プレゼントを用意したり…。
「クリスマスが待ちきれない!」というワクワク感が伝わる、とても楽しいストーリーです。クリスマスシーズンの読み聞かせにぴったりですよ。
可愛いイラストとクリスマスらしい色使い
終始楽しそうな赤ちゃんのイラストがとても可愛らしい絵本です。サンタクロースの帽子をかぶったり、クリスマスツリーになりきったり、山のようなプレゼントにはしゃいだり…。子どもらしい姿にほっこりさせられます。
絵本の最後のページでは、定番のクリスマスグッズがたくさん紹介されています。背景色にもクリスマスカラーの赤や緑が多く使われており、クリスマス気分を盛り上げてくれること間違いなしですよ。
アメリカのクリスマスの過ごし方を知れる
絵本を通して、アメリカならではのクリスマスの過ごし方を知ることもできます。日本のクリスマスとの違いを知ることができ、面白いですよ。
…アメリカのクリスマスシーズンには、店頭に大きなもみの木が並び、好きな木を購入して自分たちでクリスマスツリーを飾るそうです。とても楽しそうですね。
…ジンジャーブレッド(生姜を使った洋菓子)で作った「お菓子の家」のことで、欧米ではクリスマスの風物詩となっているようです。
…アメリカでは、12月になるとショッピングモールなどに「本物の」サンタクロースが現れ、欲しいプレゼントを伝えたり、一緒に写真を撮ったりするのが定番のようです。
…絵本のタイトルにもなっている、作中で「♪FA LA LA」と歌われている曲は、「Deck the Halls(ひいらぎかざろう)」という讃美歌だと思われます。教会でクリスマス礼拝をする人も多いようですね。
…アメリカでは、子ども一人に付き複数のクリスマスプレゼントを貰えるのが一般的なようです。また、プレゼントは枕元ではなく、クリスマスツリーの下に置かれるようです。
『Fa La La』の単語・文法
本文中に登場する単語・文法の中で、特筆すべきものを以下で紹介します。
主な単語
- collar [kɑ’lər]
【名】首輪 - patient [péiʃənt]
【形】忍耐強い - yawn [jɔ’ːn]
【動】あくびをする - poke [póuk]
【動】つつく - nutcracker [nʌ’tkræ̀kɚ]
【名】くるみ割り人形 - ornament [ɔ’ɚnəmənt]
【名】オーナメント、装飾 - holly [hɑ’li]
【名】セイヨウヒイラギ
主な文法
・「It’s almost~」
「almost」は「ほとんど」という意味の副詞ですが、「It’s almost~.」で「もうすぐ~です。」という意味になります。
・It’s almost my birthday.
→もうすぐ誕生日です。
・助動詞「have to」
「have to+動詞の原形」で、「~しなければならない」という「義務」を表します。
・You have to be quiet.
→あなたは静かにしていなければならない。
『Fa La La』はこんな人におすすめ
0歳の赤ちゃんから、4~5歳くらいまでのお子さんにおすすめです。レスリー・パトリセリの赤ちゃん絵本シリーズが好きなお子さんは、特に喜んでくれると思います。
文章は見開き1ページあたり1~3文で、一つ一つの文章も短く、読み聞かせの難易度はかなり易しいです。英語に自信がない人や、英語絵本に馴染みのない人にも読みやすいと思います。
他国の文化にも触れられる楽しい絵本なので、クリスマスシーズンに是非読んでみてくださいね。