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恐竜が好きな子どもにおすすめ英語絵本『Hello, World! Dinosaurs』

恐竜が好きな子どもにおすすめの英語絵本『Hello, World! Dinasours』
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こんにちは、はにむらです。

科学や自然について楽しく学べる英語絵本「Hello, World」シリーズ。前回の『Hello, World! Solar System』に続く第二弾は、子どもたちに大人気の「恐竜」をテーマにした絵本を紹介します。

『Hello, World! Dinasours』の写真

『Hello, World! Dinosaurs』です。

この記事では、『Hello, World! Dinosaurs』の大まかなあらすじや感想、使われている単語や文法などを紹介していますので、是非チェックしてみてくださいね。

『Hello, World! Dinosaurs』の詳細情報

タイトル Hello, World! Dinosaurs
Jill McDonald(ジル・マクドナルド)
イラスト
本編ページ数 24P
総単語数 291語
絵本の種類 ボードブック/電子書籍

『Hello, World! Dinosaurs』のあらすじ

Some dinosaurs were very big, like Apatosaurus.

出典元:『Hello, World! Dinosaurs』

ずっと昔、恐竜たちは地球上を歩き回っていた。

今は、博物館で彼らの骨を見ることができる。

恐竜たちの名前や特徴を、一緒に学んでいこう。

『Hello, World! Dinosaurs』の感想・レビュー

恐竜たちの写真

恐竜に関する知識を楽しく学べる

絵本の始まりは、見開きいっぱいに描かれたアパトサウルスの骨のイラスト。恐竜は既に絶滅していること、今は博物館で化石を見られることが分かります。

次のページは、古生物学者についての説明。化石採集に使う道具の名前もたくさん紹介されています。

そして次のページからは、いよいよ恐竜の登場です。アパトサウルス、トリケラトプス、ティラノサウルスなど、有名な恐竜が全部で8体登場し、それぞれの体の特徴や特性が分かりやすく説明されています。

例えば、以下のような事柄を知ることができます。

  • アパトサウルスの首は木のてっぺんに届くほど長かった。
  • ヴェロキラプトルは小さくて足がとても速かった。
  • ティラノサウルスの体は大きいが、腕はとても小さかった。

恐竜に関する知識を楽しく学ぶことができ、読み終わると博物館に行ってみたくなる絵本です。

恐竜が好きなお子さんはもちろん、まだ詳しく知らないお子さんにもおすすめですよ。

カラフルで可愛い恐竜たちのイラスト

イラストはカラフルで可愛く、恐竜たちの特徴がシンプルに、分かりやすく描かれています。リアルな恐竜は少し怖い、というお子さんにも読みやすいですよ。

また、イラストをよく見てみると、トンボやハチ、アンモナイトなど、恐竜以外の生き物の姿も描かれています。「アンモナイトってどんな生き物?」「トンボやハチは古代ではどんな姿をしていたの?」など、ここから更に興味が広がっていくかもしれませんね。

『Hello, World! Dinosaurs』の単語・文法

単語カードの写真本文中に登場する単語・文法の中で、特筆すべきものを以下で紹介します。

主な単語

  • roam [róum]
    【動】~を歩き回る
  • paleontologist [pèiliəntɑ’lədʒist]
    【名】古生物学者
  • fossil [fɑ’səl]
    【名】化石
  • spiky [spáiki]
    【形】先の尖った
  • herbivorous [(h)əːrbív(ə)rəs]
    【形】草食の
  • roar [rɔ’ːr]
    【名】吠え声

主な文法

・関係代名詞「who」「that」「which」

関係代名詞とは、接続詞と代名詞の役割をあわせ持ち、先行詞(直前の名詞)を修飾する語を指します。

関係代名詞は、先行詞が「人」か「物」か、「主格・目的格・所有格」のどの働きをするかによって、以下のように使い分けられます。

先行詞が「人」 先行詞が「物」
主格 who/that which/that
目的格 who/whom/that which/that
所有格 whose whose

この絵本では、主格の「who」が2回、主格の「that」が2回、目的格の「which」が1回登場します。

例文①:主格の「who」

He is a scholar who studies biology.
彼は生物学を研究している学者です。

例文②:主格の「that」

・This is a plant that looks like it’s wearing a hat.
→これは帽子をかぶっているように見える植物です。

例文③:目的格の「which」

・This is the museum which I visited yesterday.
→これは私が昨日訪れた博物館です。

・関係代名詞の制限用法と非制限用法

関係代名詞には、先行詞を限定する「制限用法」と、限定しない「非制限用法」があります。「非制限用法」は、関係代名詞の前に「カンマ(,)」を用います。

「制限用法」は先行詞を限定するのに対し、「非制限用法」は先行詞を補足する役割を持ちます。

例文①:制限用法

・I have a son who likes dinosaurs.
→私には恐竜が好きな息子がいます。
(※「恐竜が好きな息子」に限定しており、他にも息子がいる可能性がある。)

例文②:非制限用法

I have a son, who likes dinosaurs.
→私には息子がいて、彼は恐竜が好きだ。
(※息子は一人で、「恐竜が好き」なことを補足説明している。)

『Hello, World! Dinosaurs』はこんな人におすすめ

恐竜が好きなお子さんには、是非おすすめしたい絵本です。2~3歳頃から、幅広い年齢層で楽しめると思います。

文章は見開き1ページあたり2~4文ですが、一文当たりの単語数はやや多めです。専門用語も多いので、英語が苦手な人には少し難しく感じるかもしれませんが、恐竜に関する知識があれば読みやすいかと思います。文法自体の難易度もそれほど高くはありません。

是非、親子で一緒に古代のロマンを楽しんでみてくださいね。

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