こんにちは、はにむらです。
「ありがとう」や「ごめんなさい」などの基本的なマナーは、できるだけ幼いうちから身に付けておきたいですよね。
今回は、身近なマナーを楽しく学べる英語絵本を紹介します。
『Excuse Me!』です。(※写真はハードカバー版)
ベネッセの幼児向けハイレベル英語教材「Worldwide Kids(ワールドワイドキッズ)」の教材にも選ばれています。人とのやりとりが上手になる、1~2歳頃から楽しめる絵本ですよ。
この記事では、『Excuse Me!』の大まかなあらすじや見どころなどを紹介していますので、是非チェックしてみてくださいね。
『Excuse Me!』の詳細情報
タイトル | Excuse Me! |
---|---|
著 | Karen Katz(カレン・カッツ) |
イラスト | |
本編ページ数 | 24P※ |
総単語数 | 80語 |
絵本の種類 | ハードカバー/ペーパーバック |
※上にめくる仕掛けページを含みます。
『Excuse Me!』のあらすじ
You broke your sister’s toy!
What do you say?
I’M SORRY!
出典元:『Excuse Me!』
妹のおもちゃを壊してしまった――。
おばあちゃんにプレゼントを貰った――。
こんな時、何て言えば良い?
ページをめくりながら、「ごめんなさい」や「ありがとう」を学んでいきましょう。
『Excuse Me!』の見どころ
楽しくマナーを学べる仕掛け
日常の様々なシチュエーションをテーマに、「こんな時は何と言えば良いか?」を分かりやすく描いた絵本です。
「げっぷをした」「おもちゃを壊してしまった」「プレゼントを貰った」など、全部で6つのシチュエーションが登場。それぞれのシチュエーションに「What do you say?」の問いがあり、仕掛けページをめくると答えが分かる仕組みとなっています。
クイズ形式で読み進めることができ、身近なマナーを楽しく学べます。
仕掛けページの説明
見開きの右ページは上にめくれるようになっており、めくると次の文章とイラストが現れます。
①:シチュエーションを説明する文章
②:①を表すイラストと、「What do you say?」の文章
③:「What do you say?」の答えの文章
④:③を表すイラスト
仕掛けページは少し破れやすいので、子どもがめくる際は注意してくださいね。
クスっと笑える表情のイラスト
イラストは明るくカラフルで、それぞれのシチュエーションが分かりやすく表現されています。
登場する子どもたちも表情豊かで、特に「Excuse Me!」のイラストは思わずクスっと笑ってしまいました。
イラストの表情を真似しながら読めば、子どもが喜ぶこと間違いなしです。
学べる英単語や表現は?
一つ一つの文章が短く簡潔で、文字も大きいので、幼い子どもにも分かりやすいと思います。
身近な表現を「英語では何と言うか?」だけでなく、英語ならではの表現を知ることもできます。
・「I’m sorry.」と「Excuse me.」の違い
日本語ではどちらも「すみません」と訳されることが多いですが、両者には次のような違いがあります。
・「I’m sorry.」…主に同情や謝罪の気持ちを表す表現
・「Excuse me.」…軽い許しを乞う表現
「I’m sorry.」は、自分の非を認めて謝罪する「申し訳ありません」の意味があるフレーズですが、
「Excuse me.」は、それほど深刻ではない事柄について「失礼しました」と伝えるフレーズです。
この絵本では、
・「I’m sorry.」→妹のおもちゃを壊してしまった
・「Excuse me.」→げっぷをした
というシチュエーションで紹介されているので、両者の違いがとても分かりやすいと思います。
・おやすみ前の「I love you.」
「Good night. I love you.」という表現も登場します。
日本の文化ではあまり馴染みがありませんが、欧米では「I love you.」という表現は日常的に使われているようです。
絵本の真似をして実践してみるのも良いかもしれませんね。
クイズ形式でマナーを学べる『Excuse Me!』。是非、親子で一緒にページをめくりながら楽しんでください。