こんにちは、はにむらです。
子育てにおけるスキンシップはとても大切ですよね。特に子どもが小さいうちは、たくさん抱きしめて愛情を伝えてあげたいものです。
今回は、思わず子どもを「ぎゅっ」としたくなるような、心温まる英語絵本を紹介します。
『Hug』です。(※写真はボードブック版)
この記事では、『Hug』の大まかなあらすじや見どころなどを紹介していますので、是非チェックしてみてくださいね。
『Hug』の詳細情報
タイトル | Hug (邦題:ぎゅっ) |
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著 | Jez Alborough(ジェズ・オールバラ) |
イラスト | |
本編ページ数 | 29P |
総単語数 | 29語 |
絵本の種類 | ボードブック/ハードカバー/ペーパーバック |
『Hug』のあらすじ
ジャングルに住む赤ちゃんチンパンジーのボボ。散歩中、ゾウの親子がハグしているのを見つけました。
あっちではカメレオンの親子が、こっちではヘビの親子がハグしています。
次第に表情が曇っていくボボ。どうやら、ママが恋しくなってしまったようで――。
『Hug』の見どころ

シンプルで心温まるストーリー
「HUG」「MOMMY」といった単語(台詞)とイラストのみで構成された、とてもシンプルな絵本です。
ママが恋しくなった赤ちゃんチンパンジーのボボは、ゾウの体に乗せてもらい、ママを探しに出かけます。そこでも、ライオンやキリン、カバの親子たちが仲睦まじくハグをしており、ボボは遂に泣き出してしまいます。動物たちが心配そうに見守る中、木の上から現れたのは――。
動物たちの心温まる交流を通して、親子の絆や、仲間を思いやる気持ちを感じることができる絵本。読み終わると思わず子どもを「ハグ」したくなります。
感情移入しやすい、表情豊かなイラスト
繊細なタッチとダイナミックな構図のイラストが特徴的です。動物たちの表情も豊かで、「寂しい」「困った」「嬉しい」といった感情がよく伝わります。
我が家の娘(1歳5カ月)に初めて読み聞かせをしたところ、ボボが泣いているページを見て一緒に泣き出し、とても驚かされました。幼い子どもにも感情移入しやすい絵本なのかもしれません。
毎回同じシーンで悲しい顔をするのですが、最後には満面の笑みになってくれます。娘にとってもお気に入りの一冊です。
学べる英単語や表現は?
前述の通り、状況説明の文章は一切なく、台詞はほぼ「HUG」のみです。
イラストを見るだけでストーリーが分かるので、手軽に読めるのが魅力だと思います。
英語絵本を読んだことがない人や、赤ちゃんの読み聞かせにもおすすめですよ。
是非、お子様と『Hug』しながら読んでみてくださいね。