こんにちは、はにむらです。
先日、1歳6カ月になる娘に初めてクレヨンをプレゼントしました。まだまだ上手には使えませんが、一生懸命に何かを描こうとする姿はとても微笑ましいです。
今回は、お絵描きが大好きな子どもにぴったりな英語絵本を紹介します。
『Draw Me a Star』です。(※写真はペーパーバック版)
この記事では、『Draw Me a Star』の大まかなあらすじや見どころなどを紹介していますので、是非チェックしてみてくださいね。
『Draw Me a Star』の詳細情報
タイトル | Draw Me a Star (邦題:おほしさまかいて!) |
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著 | Eric Carle(エリック・カール) |
イラスト | |
本編ページ数 | 26P |
総単語数 | 225語 |
絵本の種類 | ペーパーバック/図書館装丁/電子書籍 |
『Draw Me a Star』のあらすじ
Draw me a star.
And the artist drew a star.
出典元:『Draw Me a Star』
画家が星を描きました。
すると星が言いました。「太陽を描いておくれ。」
画家は太陽を描きました。
すると太陽が言いました。「木を描いておくれ。」
こうして次々に、画家は頼まれた絵を描いていきます。
そして最後に、再び星を描いて――。
『Draw Me a Star』の見どころ

自然の美しさと創造の楽しさ
主人公の画家が、太陽や雲、動植物を次々に描いていき、世界が作られていきます。
ページいっぱいに描かれた大きなイラストが美しく、特に虹を描くシーンは、カラフルで賑やかでとても印象的です。絵を描くことや、創造することの楽しさを感じられる絵本だと思います。
また、初めは少年だった画家が、絵を描くたびに青年、壮年、老人と、段々年をとっていきます。生涯を絵に捧げた画家の姿は、作者自身の投影なのかもしれません。
星を描いてみよう
物語は星に始まり星に終わります。少年姿の画家が描いたのは五芒星(五角の星)で、老人になった画家が描くのは八芒星(八角の星)です。
どちらの星も、絵本の中に描き順が示されています。紙と鉛筆を持って、是非親子で一緒にチャレンジしてみてください。
学べる英単語や表現は?
星や太陽、犬や花など、登場するのは子どもにも親しみのあるものばかりです。「a good star」「a warm sun」「a big dog」といった表現が多いので、色々な形容詞を学ぶこともできます。
・第4文型(SVOO)の命令文
作中で何度も登場する「Draw me a ○○.」は、第4文型(SVOO)の命令文です。
第4文型とは、「S(主語)+V(動詞)+O(間接目的語)+O(直接目的語)」の形の文章です。間接目的語が人、直接目的語が物となり、「(人)に(物)を〜する。」 という意味になります。
Draw me a star.
=Draw a star for me.
→(私に)星を描いて。
※この場合は、命令文なのでS(主語)が省略されています。
『Draw Me a Star』の世界を、是非楽しんでくださいね。