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誕生日プレゼントにおすすめの英語絵本『It’s My Birthday』

誕生日プレゼントにおすすめの英語絵本『It's My Birthday』
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こんにちは、はにむらです。

子どもの誕生日プレゼントって、何をあげれば良いか迷いますよね。「毎年同じような物ばかり…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そんな方におすすめしたいのが、誕生日をテーマにした「英語絵本」です。英語絵本に馴染みのあるお子さんはもちろん、そうでないお子さんにとっても特別なプレゼントになると思いますよ。

今回は、誕生日がテーマの英語絵本の中でも、私が特におすすめしたい一冊を紹介します。

『It's My Birthday』ボードブック版の写真

『It’s My Birthday』です。(※写真はボードブック版)

この記事では、『It’s My Birthday』の大まかなあらすじや感想、使われている単語や文法などを紹介していますので、是非チェックしてみてくださいね。

『It’s My Birthday』の詳細情報

タイトル It’s My Birthday
(邦題:ケーキがやけたら、ね)
Helen Oxenbury(ヘレン・オクセンバリー)
イラスト
本編ページ数 19P※
総単語数 253語
絵本の種類 ボードブック/ハードカバー/ペーパーバック

※巻末(本編外)に、絵本に出てくるケーキのレシピが記載されています。

『It’s My Birthday』のあらすじ

“It’s my birthday and I’m going to make a cake.”

出典元:『It’s My Birthday』

主人公は、誕生日を迎えた小さな子ども。

自分でケーキを焼こうと張り切ります。

必要な材料は、卵、小麦粉、バターに牛乳…。

ニワトリやクマ、ネコなどたくさんの動物の力を借りて、一つずつ材料を集めていきます。

そして、ケーキが焼けたら――。

『It’s My Birthday』の感想・レビュー

誕生日ケーキの写真

誕生日に読みたい可愛いストーリー

小さな子どもが、自分の誕生日ケーキを焼くために頑張る可愛いお話です。

初めは何一つ持っていませんが、ページをめくる度に新しい動物が登場し、彼らの協力を得ながら次々に新しい材料を手に入れていきます。目的の材料だけでなく、仲間も一人ずつ増えていく様子が、まるで小さな冒険をしているような楽しい気持ちにさせてくれるでしょう。

また、短いストーリーの中にも起承転結があり、ケーキが焼けた後のページでは、読み手に「この後どうなるのかな?」という疑問を持たせます。そこから続く最後の見開きページはとても楽しく、爽やかな達成感を感じられました。子どもの誕生日に読んであげれば、気分が盛り上がること間違いなしです。

この絵本には、大人は一切登場しません。どもが動物たちと協力して目的を成し遂げるストーリーなので、大人が見るとほっこり、子どもが見るとワクワクする気持ちになれると思います。

ふんわりタッチの可愛いイラスト

ふんわりしたタッチのイラストもとても可愛く、ほっこり可愛いストーリーにぴったりです。

登場する動物たちも表情豊かで、ページをめくる度に様々な仕草をしており、どんどん愛着が湧きました。

是非、それぞれの動物たちの表情や仕草にも注目しながら読んでみてください。

巻末付録のケーキレシピも楽しめる

巻末には、絵本に登場するケーキのレシピが記載されています。

見るだけでも楽しいのですが、実際に親子で作ることができれば、きっと素晴らしい体験になると思います。それが誕生日ケーキなら尚更ですよね。

英語を「読む」だけでなく、「活用する」体験を通して、英語への親しみがより湧くのではないでしょうか。

『It’s My Birthday』の単語・文法

単語カードの写真本文中に登場する単語・文法の中で、特筆すべきものを以下で紹介します。

主な単語

  • flour [fláuər]
    【名】小麦粉
  • pinch of
    ひとつまみ

主な文法

・「be going to~」と「will」の違い

主人公や動物たちの台詞の中で、「be going to~」と「will」が多用されています。どちらも「未来形」と呼ばれる文法ですが、両者には次のような違いがあります。

・「be going to~」…以前から決まっていた予定を表す
・「will」…その場で決めた意思を表す

この絵本では、

・「be going to~」→主人公が「ケーキを焼くよ」と言う台詞
・「will」→動物たちが「材料を取って来るよ」と言う台詞

このように使い分けられているので、両者の違いがイメージしやすいと思います。

・慣用表現「have got~」

主人公が手に入れた材料を列挙する台詞の中で、慣用表現「have got~」が何度も登場します。

この場合の「have got」は「現在完了形」ではなく、「have」と同じ意味になります。例えば、「I’ve got the eggs.」なら、「卵はあるよ」と訳せます。

ネイティブではよく使われる表現のようなので、是非覚えておきたいですね。

『It’s My Birthday』はこんな人におすすめ

2~3歳頃から小学校高学年くらいまで、幅広い年齢層が楽しめる絵本だと思います。動物が好きなお子さんや、お菓子作りが好きなお子さんには特におすすめですよ。

文章は見開き1ページあたり2~4文程度で、ほとんどが同じような文章の繰り返しです。使われている単語・文法も簡単なので、読み聞かせの難易度は易しいと思います。

個人的には、ボードブック版が特におすすめです。カバーが丈夫で高級感があり、見た目もとても可愛いので、誕生日のプレゼントにぴったりですよ。

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